俳優の神保悟志が、4月14日放送の『ジョブチューンSP』(TBS系)に出演した。

 番組では三田佳子、竜雷太、武田鉄也、高畑淳子などベテラン俳優勢がギャラに関して告白。1本あたりの出演料が100万円以上もざらだったという。

 これに対し「俳優は儲からない」と主張する神保は、「みなさんのように単価が高かったら、そりゃあ儲かると思いますよ。夢のあるお仕事だなと。脇役の僕なんかだと全然単価が安いですから」と発言。

 ここで、出演者から「いっぱい出ているから(儲かるのでは)」と質問されると、神保が脚光を浴びるきっかけとなった昼ドラ(TBS系『温泉へ行こう』)のギャラ事情について告白する。

「お昼のドラマをやってたころは、(1週間のうちに)だいたい2日がリハーサルで4日回し(撮影)なんです。6日間拘束。台詞も覚えなきゃいけなくて、ガッツリ(スケジュールを)押さえられているのに、1本6万円。それでなおかつ事務所に半分持ってかれます。だから(俳優が)儲かるなんて思いもしなかった」

 これにはスタジオ一同驚愕。思わず出演者から「そんなお金じゃ温泉に行けませんね」とのツッコミが入っていた。

 俳優の大鶴義丹も、2016年9月22日放送の『じっくり聞いタロウ』(テレビ東京系)にて、昼ドラのギャラが「1本あたり10万円」と明かしている。

 何話分出るかによってギャラが変わるため、義丹の場合は63話分で総額630万円になったという。単発の2時間ドラマに比べて「数で儲かる」と説明する。

 ちなみに義丹も「昼ドラは忙しいので、よくスタジオに泊まりってなってしまう」と拘束時間の長さを説明。そのぶんお金を使うヒマがなく、「遠洋漁業のよう」と貯金には効率がいいと明かしていた。

 神保と義丹で、ギャラに対する捉え方は異なるようだが、拘束時間が長く、ハードな仕事であるのは間違いないようだ。