学生の窓口編集部

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新学期や新年度を迎える際に手帳を購入する人は多いでしょう。大学生や社会人になれば、日々の予定や記録などを書き記す手帳を使うようになります。しかし、手帳にもいろいろな種類があり、どれを使えばいいのかわからない人もいらっしゃるでしょう。今回は、手帳の種類や選び方についてご紹介します。

■手帳の種類から探す選び方

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手帳の要素としては、大きさ、とじ方、記入欄、開始日などのフォーマットがあります。手帳をどのように使うかによって、選び方も異なります。以下に、主な種類をご紹介します。

●大きさでの分類

・手帳判
メーカーによって、145×89、146×91、150×85(単位はすべてミリメートル)などと大きさが異なりますが、いずれも文庫本に近い大きさで、携帯性に優れています。また、「手帳判」には小型サイズや縦長の種類もあります。

・A6判
文庫本と同じサイズの手帳です。たくさん書き込むのには不向きですが、外出が多い人には使いやすいでしょう。

・新書判
一般的に大きさは173×105(ミリメートル)、売り場に多く並んでいるサイズの手帳です。手帳としては程よい大きさだと言えるでしょう。

・B5判
257×182(ミリメートル)と大きい手帳です。一般的なノートと同じ大きさなので、記入スペースが広いのが魅力です。半面、持ち運びにはやや不便だといえます。

●とじ方での分類

・とじ手帳
書店、文具店の店頭で販売されている手帳の多くが、この「とじ手帳」です。全てのページがノートのようにとじられているのが特徴です。

・システム手帳
リング式のバインダーに、記入用紙をセットして使う手帳です。記入用紙は「リフィル」といって、いろいろな種類があります。用途に合わせた「リフィル」を挟み、使いやすいようにカスタマイズできるのが特徴です。

・モジュール型手帳
本体となるカバーに、複数のノートを挟み込む手帳です。複数の「とじ手帳」を「システム手帳」のように組み合わせて使うようなイメージの手帳です。

●記入欄での分類
手帳で最も重要なのが、スケジュールを記入するフォーマットがどのようになっているかです。例えば、1日の予定を細かく記入する人と、月間の予定が必要だという人では必要なフォーマットが異なります。記入欄の分類には、以下のような種類があります。

・マンスリータイプ
一般的なカレンダー式になっています。1ページ、もしくは見開きで1カ月になっており、1日1コマで区切られています。決まった日にちの予定(出張、ミーティングの日程など)を記録するのに適しています。しかし、1日の細かいタイムスケジュールを書き込むのには向いていません。

・ガントチャートタイプ
記入欄の縦軸がプロジェクトやタスク、横軸が日程になっているフォーマットです。建築現場の監督、システムエンジニアなど、期間が決まった複数の予定を管理するのに便利です。

・週間バーチカルタイプ
見開きで1週間の予定を管理できるフォーマットです。横軸は日付、縦軸には時間が書かれています。商談、就職活動、習い事など、複数の予定を管理しなければならない人に適したフォーマットです。逆に、長時間シフトのアルバイトなどがメインであれば時間ごとの予定はさほど多くならないため、無駄なスペースができてしまいます。

・週間レフトタイプ
見開きの左ページに1週間の予定を書き込む欄、右ページはフリースペースになっているフォーマットです。「週間バーチカルタイプ」と違って、1日の細かい予定を書くことはできませんが、フリースペースをメモに使えるという利点があります。「ホリゾンタルレフトタイプ」ともいいます。

・週間ホリゾンタルタイプ
見開きで1週間の予定を管理するフォーマットの一種です。左ページに4日分、右ページに3日分の記入スペースと、メモ欄があります。1日当たりの記入スペースが「週間レフトタイプ」より広くなるため、複数の予定を書くこともできます。

・週間ブロックタイプ
見開きで1週間の予定を管理するフォーマットです。1ページが4分割されており、1日1ブロックで使用します。1日当たりのフリースペースが大きくなり、幅広い用途に使えます。ただし、細かいタイムスケジュールを記入するのには不向きです。

・1日1ページタイプ
1ページに1日が割り当てられているフォーマットです。その日のメモや日記として使うこともできますが、自分でけい線を引いてタイムスケジュールを書き込むようにカスタマイズすることもできます。

・セパレートタイプ
ページが上下に分かれており、別々にめくることができます。例えば、上部は月間の予定、下部は週間の予定を書き込める手帳なら、ある月の大まかな予定と、個別の週の詳細な予定を同時に確認できるようになっています。

●開始日などによる分類
手帳は上記の分類の他に、開始月や開始曜日による分類があります。開始月で多いものは1、4、9月など、開始曜日は、日曜始まり、月曜始まりの2種類です。開始月は手帳を使い始める時期によって選べばいいですし、開始曜日については好みで選んで問題ありません。

昔は日曜始まりのカレンダーが一般的でしたが、近年は「1週間の始まりは月曜」という考えから、月曜始まりのカレンダーを好む人が増えています。どちらを選んでも構わないのですが、自分が見慣れている形式かどうかは確認してから買いましょう。

■自分に合った手帳を選ぼう!

手帳を選ぶときは、どんな使い方をしたいのかを決めておくことが大切です。具体的な例をピックアップしてご紹介します。

●例1.塾講師
塾講師のアルバイトをしているA君。1週間のうち3日出勤し、4コマの授業を受け持ちます。A君の場合、1週間のうち何曜日がアルバイトなのか、その日の時間割がどうなっているのかを記入するには「週間バーチカルタイプ」、あるいは「週間ブロックタイプ」が適しているといえます。

●例2.システムエンジニア
Bさんはシステムエンジニアで、数人のプログラマーを管理しています。それぞれが別々のパートを担当しており、作業のスケジュールも異なります。全体の工程と各プログラマーの進行状況をチェックするため「ガントチャートタイプ」を使うと良いでしょう。

●例3.大学生
大学2年生のC君はまだ就職活動もしておらず、サークルやアルバイトの予定だけ書き込めればいいと思っています。C君の場合、「〇日は空いている、×日はサークルの飲み会がある」ということがわかればいいので「マンスリータイプ」がいいでしょう。もう少し細かく書き込みたいのであれば「週間レフトタイプ」なども使い勝手がいい手帳です。

手帳の選び方について解説しました。手帳をうまく使いこなせるということは、仕事の管理がうまいということでもあります。仕事ができるビジネスパーソンになるためにも、自分のライフスタイルにマッチした手帳を選びましょう。ぜひ、今回の記事を参考にしてください。

(藤野晶@dcp)