奇跡的な低確率!? ビンゴのストレート勝ちは「ホールインワン」よりスゴい!
パーティで定番の「ビンゴゲーム」。幹事を任され、プレゼント選びに苦心しているひとも多いでしょうが、1等賞品は超・高額じゃないと割にあわないのはご存じでしょうか?
アマチュアゴルフのホールインワンはおよそ0.0025%と言われているのに対し、4回目でビンゴ!になるストレート勝ちは約0.0003%と10分の1程度の低確率。ストレート勝ちは「宝くじ」クラスの賞品がふさわしい幸運なのです。お正月の風物詩であるおみくじも「大吉」は想像以上に高確率で、「マジ引き強えぇ!」と呼べるのは「末小吉」なるレアものを引いたひとだけなのです。
■ストレート勝ちは300万円相当?
ビンゴゲームのルールを整理すると、
・5×5マス
・中央は「free」で、誰もが「あたり」状態
・1から75までの数字が読み上げられる
・縦横斜め「1列」完成すればビンゴ
カードを渡されたひとは、5×5からfreeを引いて「24マス」を基準に考えてしまうでしょうが、司会が引く数字は75まで。単純に考えれば、どこかのマスが当たるのは3回に1回しかありません。
4回目で1列完成の「ストレート勝ち」は、どれくらいの確率なのでしょうか? 読み上げられる数字は1〜75の75通りあるので、最初の数字は1/75、2回目は選択肢が1つ減るので1/74、となりますので、4回目までに含まれる数字の選び方は、
・75×74×73×72 = 29,170,800通り
およそ3千万通りもあります。ただし順番は無関係で、たとえばa,b,c,dでもd,c,b,aでも「当たり」には変わりません。そのため実質的には、
・29,170,800 ÷ (4×3×2×1) = 1,215,450通り
になります。
4回目でビンゴになるためには中央のfreeを含める必要があり、縦横の+、斜めの×の4通りだけなのに対し、24マスから4マスを選ぶ組み合わせは10,626通りもあります。これらをもとに計算すると、ストレート勝ちできる可能性は約0.0003%、分数ならおよそ30万分の1と、超・低確率なことがわかります。
今年の年末ジャンボ宝くじの2等・1,000万円は理論上0.0001%なので、ストレート勝ちは333万円クラスの賞品が欲しいところですね。
■凶を引く確率は大吉の2倍?
世の中で「激レア」といわれている確率は、本当に低いのでしょうか? ゴルフのホールインワンもそのひとつで、お祝いパーティの費用を負担する「保険」もあるほど「めったにない」と言われています。ところが保険会社の資料によると、ホールインワンが発生する目安は、
・アマチュア … 2,000ラウンド
・プロ … 900ラウンド
に1回で計算されているようで、1ラウンド=18ホール、アマチュアなら36,000分の1、ビンゴのストレートよりも10倍ほど出やすいのです。
正月の風物詩ともいえる「おみくじ」はどうでしょうか? 浅草にある有名なお寺のおみくじの場合、もっとも引きにくいのは3%の「末小吉」、対する大吉は17%もあり、5倍以上も「ひきにくい」設定になっています。
確率的には「激レア」ですが、「小吉と末吉のあいだ」聞くと、喜んでよいのかビミョウですね…凶は30%もあり、4人組なら1人はひく高確率ですので、縁起悪い!と考えないほうが良さそうです。
■まとめ
・抽選4回目でビンゴ!になる確率は約0.0003%
・年末ジャンボ宝くじに当てはまると、賞金300万円に相当する確率
・アマチュアゴルフのホールインワンは0.0027%ほど
・浅草のお寺のおみくじで、もっともレアなのは3%の末小吉
・大吉は17%、凶は30%とされているので、一喜一憂するほどレアじゃない…
(関口 寿/ガリレオワークス)
