取材に応じるマフムード・ムスタファさん=13日、シリア首都ダマスカス(共同)【ダマスカス共同】シリアのアサド政権が崩壊した8日、首都ダマスカス近郊のセドナヤ刑務所から7年ぶりに解放された男性(53)が13日、共同通信の取材に応じ、過酷な実態を証言した。「職員の拷問が横行し、わずかな食事を奪い合って死者も出た」。自身は前歯を抜かれ、足の爪をはがされた。アサド前大統領らの「戦争犯罪」追及を訴えた。マフムー