風邪の引き始め?悪寒におすすめの市販薬9選!【薬剤師解説】
風邪薬選びで最重視することは?
マイボイスコムが実施したアンケートによると、風邪薬選びで最重視することのトップ2は「効能・効果」と「価格」。効果の高さや価格(コストパフォーマンス)基準で選ぶ人が8割を占めました。
つらい症状に悩まされていて「風邪を治したい!」と思うのは当たり前のことで、症状の緩和を第一に選ぶ人が多数でした。
あなたは風邪薬を選ぶ際にはどのような点を重視しますか?
市販の風邪薬を利用するタイミングは
市販の風邪薬を利用するタイミングは、「軽い鼻水、せき、のどの痛み、だるさなどを感じる」が半数を占めています。
風邪薬は症状に合った薬を選ぶことで、より効果・効能を期待できます。
今回の記事では、自分に合った風邪薬を探せるように症状別で解説していきます。
【タイプ別】悪寒がするときの市販薬の選び方
軽い鼻水、せき、のどの痛み、だるさなどを感じたときに市販薬を選ぶ方が半数以上占めています。ではそんな時どの市販薬を飲めばいいのか悩みますよね。こちらでは症状別に市販薬の選ぶポイントを紹介します。
【風邪を悪化させる前に対策をしたい方】は葛根湯・桂枝湯
葛根湯と桂枝湯は、どちらも風邪の初期で悪寒がする時に適応があります。
使い分けは、体力が中程度以上の人(「胃腸が丈夫で、肌つやが良く食欲がある」ような人)には葛根湯であり、逆に体力がなさそうな人(「胃腸が弱く、疲れやすく、肌つやもよくない」ような人)は桂枝湯がおすすめできます。温かいお湯で服用するのも良いでしょう。
【発熱を伴う方】はアセトアミノフェン
ウイルス等が感染(風邪症候群等も含む)した場合の発熱というのは、身体が自分の身を守るために体温を上げています。よって、38℃以下の発熱はむやみに下げないほうが良いこともあります。
ただし、辛い場合やどうしてもその日をやり過ごす必要がある場合は、解熱鎮痛薬を飲むと良いでしょう。インフルエンザの場合は、ロキソニンやイブプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬は使用できないため、アセトアミノフェンがおすすめです。
【喉の痛み・咳が伴う方】はトラネキサム酸や解熱鎮痛剤、咳止めがおすすめ
発熱でアセトアミノフェンを服用したにも関わらず、喉の痛みが収まらない場合はトラネキサム酸がおすすめです。
インフルエンザではなく、発熱や喉のみが痛む場合はロキソニンやイブプロフェン等の解熱鎮痛薬も服用可能です。咳がある場合は、喉がイガイガして咳がでるのか、痰が出て咳がでるのか、ただ咳がでるのかで使用する成分を変更します。喉がイガイガする場合は殺菌成分の入ったのど飴が良いでしょう。喉を乾燥させないようにしましょう。
ただ咳がでるのであれば、デキストロメトルファンやリン酸コデイン等が有効です。痰が絡む咳の場合はむやみに止めるべきではなく、カルボシステインなどで痰の切れをよくしてあげましょう。
症状以外での選ぶポイント
症状以外で選ぶポイントには、剤形や服用回数などがあげられます。悪寒に効果のある市販薬は錠剤や粉、かみ砕きながら服用するチュアブル錠など豊富な剤形が市販薬で販売されています。同じ名前の市販薬でもメーカーによって服用回数が異なることがあります。ご自身の好みやライフスタイルに合わせて選ぶのもコンプライアンスを高めるポイントになります。
