法廷での証言が注目を集めている元広島カープ・羽月隆太郎被告

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「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物エトミデートを使用したとして、医薬品医療機器法違反の罪に問われていた元広島カープ・羽月隆太郎被告(26)。5月15日の公判で拘禁刑1年・執行猶予3年の有罪判決が言い渡されたが、その際の法廷での証言が球団を揺るがしている。

【写真】カープのチームマークを塗りつぶした写真をアップした羽月被告のものと見られる現在のXアカウント

 裁判を傍聴したライターが語る。

「羽月被告は2025年4月の東京遠征時に先輩に紹介された知人づてにエトミデートを入手したとし、さらに『周囲に同じように使っているカープ選手がいた』と証言したのです。チーム内に違法薬物が蔓延していたとなれば大問題で、閉廷後メディアが一斉に報じました」

 公判同日、鈴木清明・球団本部長は報道陣の取材に「再調査します」と説明。新井貴浩・監督も同日試合後、「再度ヒアリングをすると球団から聞いている。それ以上は今の段階では言えない」などと明言を避け、以降言及していない。

 球団関係者は、「羽月の話題は広島でタブーになっている」と声を潜める。

「選手、コーチ、球団職員、球団OBはもちろん、ファンも一切話題にすらしない。地元マスコミも取材や報道を控えている状況で、球団は再調査するといったものの結果は公表しない予定です。万一他の使用者が1人でも出れば『球団で薬物が蔓延していた』ということになる。新井監督の進退問題に発展する可能性もあります」

 19日には、地元メディアが一斉に「羽月元選手の捜査時、カープの他の複数選手に尿検査を行なった」「使用などを裏付けるものはなかった」などと報じている。

 今、球団が最も恐れているのは羽月被告の暴走だという。

「羽月はSNSで『自分の言葉で話す』と発信しており、球団も今後の動きが予想できない怖さがある。

 公判後には自身のSNSアカウントでカープマークを塗りつぶした写真をアイコンとして公開し、他選手のゾンビたばこ使用疑惑を報じた『週刊文春』『FRIDAY』の2つのアカウントをフォロー。関係者は"暴露"の可能性を感じ取っており、新井監督も胃が痛いでしょう」(前出・球団関係者)

※週刊ポスト2026年6月5・12日号