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2026年現在、建築資材と人件費の高騰により「新築」のハードルはかつてないほど高くなっています。一方で、中古市場にはプロが「自分ならこれを狙う」と太鼓判を押す、お宝物件が潜んでいます。
今回は、さくら事務所取締役の田村啓さんと、グループ会社 らくだ不動産 株式会社 執行役員エージェントの八巻侑司さんが、新築派さえも納得させる「中古注文住宅」を賢く手に入れるための裏ワザを伝授します。

■ 1. 「土地の割合」が8~9割の物件を狙う
将来の売却や建て替えまで見据えたとき、最も確実なリスクヘッジは「土地」に価値がある物件を選ぶことです。
・資産の目減りを防ぐ: 総額5,000万円の物件でも、そのうち土地価格が8~9割を占めていれば、建物の価値がゼロになっても資産は大きく毀損しません。
・判断のコツ: 仲介会社に「今、土地として売ったらいくらですか?」とストレートに聞いてみましょう。総額に対する土地比率が高いほど、コスパ(資産性)は高くなります。

■ 2. 評価に反映されていない「メンテナンス履歴」を見抜く
今の不動産市場には、「しっかり手入れされた家」と「放置された家」が同じ価格で売られているという、買い手にとって有利な歪み(ギャップ)が存在します。
・リフォーム済みは「実質値引き」: 外壁塗装や水回りの更新には数百万円かかります。しかし、中古市場ではその費用がそのまま価格に上乗せされていないケースが1割ほど存在します。
・履歴の聞き出し方: 売主自身も「メンテナンスが価値になる」と気づいていないことがあります。エージェントを通じて「外壁塗装や設備の交換時期」を丁寧に引き出すことで、隠れたお宝物件に出会えます。

■ 3. コロナ禍前の「中古注文住宅」という最強の選択肢
今、プロが最も注目しているのが「築5~10年前後の注文住宅」です。
・建築費高騰前の「高品質」: 現在、同じスペックで家を建てようとすると、5~10年前の1.5倍から2倍の費用がかかることもあります。当時の注文住宅は、今では再現不可能なコストパフォーマンスで建てられている「掘り出し物」です。
・断熱・耐震性能も十分: この年代の注文住宅(特に大手メーカーやこだわり工務店)は、現在の基準で見ても断熱性や耐震性が非常に高く、そのまま快適に住めるスペックを備えています。
・郊外×注文住宅のゆとり: 都心では土地が狭くなりがちですが、少し郊外へ目を向ければ、広い敷地にこだわりの注文住宅が建つ物件を、現実的な価格で手に入れられるチャンスがあります。

【まとめ】「建物の真実」を武器に、後悔しない判断を
新築価格の高騰に「もう理想の家なんて買えない…」と溜息をつく必要はありません。今、私たちが持つべきなのは「今の価格が適正か」という目先の損得ではなく、「将来にわたって価値が続くか」という本質的な判断基準です。
新築にこだわらなくても、質の高い中古注文住宅を見極めれば、新築以上の満足度を賢く手に入れることができます。そのためには、建物の「今の状況」を正しく把握し、「これならリフォームして住み続ける価値がある」という揺るぎない納得感を持つことが、最高の住まい選びへの最短ルートになります。
ぜひ、株式会社さくら事務所のようなホームインスペクションを、住まいの「資産価値ドック」として活用してみてください。
プロの目で見えない場所のリスクを徹底的に洗い出し、「これなら納得できる」という確信をもって、最高の新生活をスタートさせましょう!

チャンネル情報

さくら事務所は「人と不動産のより幸せな関係を追求し、豊かで美しい社会を次世代に手渡すこと」を目的として、創業者・現会長の長嶋修が設立した、中立・公正な業界初の個人向け総合不動産コンサルティングサービス企業です。