「中継ぎ1イニングは物足りない」西武・平良海馬が先発転向で初の月間MVP受賞 好投も3・4月は2勝「勝ち負けをいつまでこだわっているんだ」
◇大樹生命月間MVP賞 パ・リーグ投手部門
西武の平良海馬投手が、自身初となる3・4月度の月間MVPに選出されました。西武の投手陣では、2025年5月度の今井達也投手以来の受賞となります。
昨季31セーブを記録し、初のセーブ王に輝いた平良投手が、プロ2度目の先発に転向して迎えた今シーズン。初登板となった3月29日ロッテ戦でいきなり9回119球の力投を披露し完封勝利を挙げると、3月4月は5試合で2勝0敗、防御率0.49をマークしました。
前年度にセーブ王となった投手が、翌年先発に転向し、開幕直後の3・4月度月間MVPを受賞するのは史上初の快挙。初受賞に平良投手は、「取ったことがなかったのでうれしかった」と喜び、改めて先発する野球の楽しさについて、「ずっと先発したいと思っていたし、中継ぎしていて1イニング抑えて物足りないというか、『もっと投げられるのにな』と思いながらずっとやっていたので、自分のやりたいことができたうれしさだったり、先発としてチームに貢献できるうれしさはあります」と、先発への強い思いを語りました。
好投しつつも勝ち星に恵まれない試合も多かった4月ですが、勝ち星に対する意識について「勝ち負けは運でしかないので、『勝ち負けをいつまでこだわっているんだ』というのはあるんですけど、それじゃなくて自分のパフォーマンスがしっかり出せるとか、ピッチャーの勝ち負けは気にしていないです」と語りました。
3・4月度に記録した防御率「0.49」は、歴代の西武の月間MVP受賞者の中でも、2017年9・10月度の菊池雄星投手(0.29)、1985年4月度の郭泰源投手(0.32)に次ぐ好成績を残し、平良投手は「1イニング、1イニング。リリーフのときから大事にしてきた部分なので、その積み重ねだと思います」と経験則を伝えました。