長女の初お披露目が期待される大谷翔平(写真、AP/アフロ)

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 肌寒さが残る米コロラド州の野球場で、紫色のフリースに水色のキャップを被った白髪の女性が、車椅子で試合前の練習に見入っていた。その視線の先にいたのは、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平(31才)。練習を終えた大谷が歩み寄ると、彼女は両足に力を込めてゆっくりと立ち上がり、言葉をかけて笑顔を見せる。大谷は手にしたボールにサインを入れた後、女性の両手を固く握った。

【写真】100才を迎えた桃代さんと笑顔で握手を交わす大谷翔平やファミリーで帰国した大谷がベビーカーを持ち上げる姿など。他、真美子さんがいるスイートルームを訪れる大谷翔平なども

 4月18日(現地時間)に大谷と対面したその女性は、今年2月に100才を迎えた日本人女性・中本ケリー桃代さんだ。

「長崎県出身の桃代さんは、第二次世界大戦下の1945年、長崎に投下された原子爆弾で被爆しました。19才だった当時を、"死ぬところだったけど、生き残った"と振り返っています。戦後は米軍施設で働き、そこで出会った米国人男性と結婚して現在はアメリカで暮らしています。自身と同じ日本から来た大谷選手を"誇りに思う"と話し、ドジャースの試合は欠かさずチェックするほどの大ファンです」(在米ジャーナリスト)

 桃代さんが「夢みたいです」と声を弾ませたこの対面は、コロラド州に住む彼女の孫が「100才のお祝い」として計画。試合直前にもかかわらず、大谷が神対応をしたのは、"あの日"の記憶が重なったからかもしれない。

 幼き日の大谷は、祖父の正幸さんとキャッチボールをすることが多かった。その様子を目を細めて見守っていたのが、祖母のユリさんだ。試合があれば応援に駆け付け、プロ入り後は札幌(北海道)や仙台(宮城)の球場にも足を運んでいた。

「メジャー移籍後も試合は毎回テレビでチェックし、2020年に正幸さんが亡くなってからは、孫の活躍を仏壇前で報告するのが日課になりました。スター選手になっても、ユリさんの気持ちは大谷選手の力になっているはずです。海を渡って会う機会が減ったいま、ふと、桃代さんにユリさんの姿を重ねたのかもしれません」(前出・在米ジャーナリスト)

 プレー以外でも注目を集める大谷は、桃代さんと対面する3日前の取材でも驚きの対応を見せていた。

「記者から1才を迎える長女について聞かれ、"(広告塔を務める)お茶のパッケージを見て『パパ』と言うときもある"と明かしたんです。私生活を公表することの少ない彼が、自分への"パパ呼び"を口にしたのは異例。メジャーでは選手の家族が公の場に出ることは珍しくありませんから、1才を機に対応が変わりそうだと感じている関係者もいます」(前出・在米ジャーナリスト)

 気になるのが長女の初お披露目のタイミングだ。ドジャースは『ブルー・ダイヤモンド・ガラ』というチャリティーイベントを毎年5〜6月に開催しており、家族で参加する選手もいる。

「昨年はロサンゼルスで発生した山火事の影響で中止となりましたが、今年は開催される可能性があるそうです。大谷選手が家族で参加するのではないかとの期待が高まっています」(前出・在米ジャーナリスト)

 初の家族3ショット公開となるか。

※女性セブン2026年5月7・14日号