中国大引:ハンセン0.5%高で3日続伸、科創板が1.7%上昇
22日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比21.18ポイント(0.52%)高の4106.26ポイントと3日続伸した。3月12日以来、約1カ月半ぶりの高値水準を回復している。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。政府系メディアは21日付で、中国国務院(内閣に相当)が2030年までにサービス業の総規模を100兆人民元(約2335兆円)に引き上げるとして、「サービス業の能力拡大と質的向上の推進に関する意見」を公布したと報じた。そのほか、工業情報化部の謝存・報道官は21日の記者会見で、供給力の強化や投資促進を通じ、半導体記憶装置(半導体メモリー)産業の発展とサプライチェーン安定を図る方針を示している。半導体メモリーの供給を安定させ、関連産業の発展を促す狙いだ。
ただ、上値は限定的。米イランの対立が長期化するとの見方が広がり、原油相場の高止まりも警戒されている。米イランの一時停戦期限を日本時間23日午前に控える中、トランプ米大統領は21日、仲介国パキスタンの要請を受け、協議が終了するまでイランとの停戦を無期限延長すると表明。同時にイラン港湾の封鎖を維持する考えも示した。イラン側は、「海上封鎖が続くことは、紛争の継続を意味する」と米国を非難している。指数は安く推移する場面もみられた。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテクの上げが目立つ。光ファイバー・ケーブルの江蘇亨通光電(600487/SH)やLED部材トップメーカーの三安光電(600703/SH)、通信機器製造・販売の江蘇永鼎(600105/SH)がそろって10.0%(ストップ)高、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が8.9%高、電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が6.5%高で引けた。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、中堅ファウンドリーの芯聯集成電路製造(SMEC、旧中芯集成:688469/SH)が3.2%高。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は1.7%高と他の主要指数をアウトパフォームした。
証券株もしっかり。華泰証券(601688/SH)が2.2%、中信証券(600030/SH)が1.6%、東呉証券(601555/SH)が1.5%、中原証券(601375/SH)が1.0%ずつ上昇した。不動産株、素材株、医薬株、自動車株なども買われている。
半面、銀行株はさえない。中国銀行(601988/SH)と中国農業銀行(601288/SH)がそろって1.5%、中国工商銀行(601398/SH)が1.3%、上海浦東発展銀行(600000/SH)が1.1%ずつ下落した。エネルギー株、運輸株、軍需産業株、公益株、保険株、食品飲料株も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.53ポイント(0.57%)高の271.28ポイント、深センB株指数が0.05ポイント(0.00%)安の1189.84ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。政府系メディアは21日付で、中国国務院(内閣に相当)が2030年までにサービス業の総規模を100兆人民元(約2335兆円)に引き上げるとして、「サービス業の能力拡大と質的向上の推進に関する意見」を公布したと報じた。そのほか、工業情報化部の謝存・報道官は21日の記者会見で、供給力の強化や投資促進を通じ、半導体記憶装置(半導体メモリー)産業の発展とサプライチェーン安定を図る方針を示している。半導体メモリーの供給を安定させ、関連産業の発展を促す狙いだ。
ただ、上値は限定的。米イランの対立が長期化するとの見方が広がり、原油相場の高止まりも警戒されている。米イランの一時停戦期限を日本時間23日午前に控える中、トランプ米大統領は21日、仲介国パキスタンの要請を受け、協議が終了するまでイランとの停戦を無期限延長すると表明。同時にイラン港湾の封鎖を維持する考えも示した。イラン側は、「海上封鎖が続くことは、紛争の継続を意味する」と米国を非難している。指数は安く推移する場面もみられた。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテクの上げが目立つ。光ファイバー・ケーブルの江蘇亨通光電(600487/SH)やLED部材トップメーカーの三安光電(600703/SH)、通信機器製造・販売の江蘇永鼎(600105/SH)がそろって10.0%(ストップ)高、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が8.9%高、電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が6.5%高で引けた。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、中堅ファウンドリーの芯聯集成電路製造(SMEC、旧中芯集成:688469/SH)が3.2%高。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は1.7%高と他の主要指数をアウトパフォームした。
証券株もしっかり。華泰証券(601688/SH)が2.2%、中信証券(600030/SH)が1.6%、東呉証券(601555/SH)が1.5%、中原証券(601375/SH)が1.0%ずつ上昇した。不動産株、素材株、医薬株、自動車株なども買われている。
半面、銀行株はさえない。中国銀行(601988/SH)と中国農業銀行(601288/SH)がそろって1.5%、中国工商銀行(601398/SH)が1.3%、上海浦東発展銀行(600000/SH)が1.1%ずつ下落した。エネルギー株、運輸株、軍需産業株、公益株、保険株、食品飲料株も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.53ポイント(0.57%)高の271.28ポイント、深センB株指数が0.05ポイント(0.00%)安の1189.84ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
