KRY山口放送

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中東情勢の悪化で原油の安定的な供給の見通しが立たない中、岩国商工会議所の調査では製造業や建設業など幅広い業種で影響が出ていることが分かりました。

岩国商工会議所が行った企業動向調査では経営上の問題点について回答した176社のうち2割強にあたる37社が中東情勢による原油価格の高騰を挙げています。

このうち、製造業では・アスファルト合材の供給不足・原料メーカーからの仕分けの優先度が低く生産ラインを停止した・燃料が供給されず工場を1か所停止したなどと回答がありました。

また、建設業では・受注済みの工事価格は容易に変更できない、と価格転嫁が難しく売り上げに影響が出ているケースもありました。

そのほか、小売業やサービス業ではプラスチック容器の値上げの影響があり、多業種にわたって中東情勢の影響が出ているとしています。

(岩国商工会議所 豊島貴子会頭)
「数か月先はなんとかなりそうだけどこれ以上進むとどうなるのか、という不安の面が非常に大きい。いち早い解決を心から望む」

岩国商工会議所では今後も企業の動向を注視し、支援の方法などについても検討していきたいとしています。