しなこが明かす叶えたい“夢” クリエイターの祭典『CDF』で踏み出す未来を語る
2026年7月30日、5人組動画クリエイター・コムドットが総合プロデュースを務める『Creator Dream Fes 2026 ~produced by Com.~』(以下、『CDF』)が東京ドームで開催される。今年で3回目となる本イベント。今回は、新たにクリエイターのしなこが参戦する。
YouTubeから始まり、ASMR、音楽、プロデュースと活動の幅を広げてきたしなこ。今回は、同じ時代に活躍するクリエイターたちと東京ドームで肩を並べる。本記事では『CDF』に対する想いと、共演者とのエピソード、そしてしなこが叶えたい夢について話を聞いた。(はるまきもえ)
■憧れの存在と同じステージに
ーー『CDF』の出演が決まったときは、どう感じましたか?
しなこ:私が出ていいの!?と思いました。東京ドームに立つことが私の夢だったので、それがこんなに早く叶うなんて。すごく嬉しかったです。私も東京ドームにはよくライブを見に行くので、そのたびに「自分だったらこんなステージにするな」とよく想像していました。いまは緊張よりも、ワクワクの方が勝っています。
ーー当日はどんなパフォーマンスをする予定なのでしょうか。
しなこ:ダンスをメインにお届けできたらと思っています。コムドットさんに安心してステージを任せてもらえるように、本番に向けてもっとパフォーマンスを磨き上げます。衣装も、東京ドームの大きさに負けないくらい、ボンバーでドリームなものを用意する予定なので、楽しみにしていてください!
ーー『CDF』の主演であるコムドットさんとは、過去に動画でコラボもしていましたよね。
しなこ:コムドットさんとは、今回の『CDF』がコラボ撮影時以来の共演なんです(笑)。だから最初誘っていただいたときは、「私でいいの?」と思ったんですよね。でもSNSを通じてお互いの活動は知っていて。私ももちろんコムドットさんの活動は見ていたし、コムドットさんも私の楽曲を知っていてくださっていて。コラボ動画を撮影した当時、まだ私は音楽活動をしていなかったので、会う機会がなかなかなくても、こうして頑張っていたことが伝わってたんだと思うとすごく嬉しいです。実は音楽活動を始めるときに躊躇していた時期もあったんですけど、いまは思い切ってやってよかったなと思っています。
ーーしなこさんから見て、コムドットさんはどんな存在ですか?
しなこ:すごいと思うところはたくさんあるんですけど、1番尊敬しているのは、堂々としているところですね。私はどれだけ頑張っていい結果が出ても、ずっと自信がないタイプなんです。だからこそ上を目指し続けられる、というのもあるんですけどね。でもコムドットさんは、自分たちがやることや、突き進むことに対して自信があって、すごく堂々としています。それがかっこよくて超尊敬しています!
ーーほかの共演者の方については、どんな印象がありますか?
しなこ:スカイピースさんはずっと憧れの存在です。実は、私がYouTubeを始めるきっかけになった存在なんですよ。スカイピースの☆イニ☆さんがアップしている『YouTubeを始めたい人に送る曲』という楽曲があるんですけど、その曲の歌詞に<だってカメラなんてiPhoneで十分だ(中略)編集する機材だけど、決して高いPCでなくていい。むしろiPhoneで十分だ>という歌詞があって。その曲を聴いたその日にYouTubeを始めたんです。ずっと有名になりたいとは思っていたんですけど、その目標を叶える手段としてYouTubeを始めたのは、スカイピースさんのおかげなんです。
ーーそんなことがあったんですね。
しなこ:しかも、まだ無名のころ☆イニ☆さんに「絶対有名になって会いに行きます!」ってDMをしたことがあるんです(笑)。以前所属していた事務所も、スカイピースさんがいるからという理由で決めました。そんなスカイピースさんと、今回は同じステージに立てるので、すごく嬉しいです……!
■YouTubeだけじゃない挑戦が生んだステージ
ーー『CDF』はYouTuberによる祭典となっていますが、YouTuberがリアルイベントを行うことについてはどう考えていますか?
しなこ:演出の面でいうと、前回の『CDF』はYouTuberっぽい演出をたくさん見せてくれたなと思いました。たとえばやまとさんが登場するとき、バイクに乗っていましたよね。なんかそういう自由な発想がYouTuberっぽいなと感じます。
あと、もし私が“ただのYouTuber”だったら、今回のステージには呼ばれていなかったと思うんです。YouTubeから活動を始めて、ASMRに挑戦したり、アーティスト活動をしたりと、いろんなことにチャレンジしてきたからこそ、声をかけていただけたのかなと感じています。
YouTuberという土台がありながら、それぞれがさまざまな挑戦を重ねてきた人たちが集まるからこそ、より良いステージが生まれるんじゃないかなって。YouTubeだけでも、アーティスト活動だけでも、きっと足りない。みんなが積み重ねてきたいろんな経験が掛け合わさって、お客さんと一緒に楽しめる空間が作れるんだと思います。だからこそ私も、曲を全力で披露して、会場を思いきりブチ上げたいです!
ーーASMRやアーティストとしての印象も強いしなこさんですが、『しなこボンボン』のヒットや『Shinako Collection』の立ち上げなど、プロデュース業でも活躍されていますよね。プロデュース業については、どういったところにやりがいを感じていますでしょうか?
しなこ:私は、みんなが求める私でいたいという気持ちが強いんです。世の中には、自分のやりたいことをやって、それに人がついてくるタイプの人もいると思うんですけど、私はそうじゃなくて、みんなに求められること自体が嬉しいんです。
そこであるとき、自分が作るものや世界観を好きと言ってくれる人がいることに気づきました。それで、もしかしたら私はプロデュースに向いているのかもしれないと思ったんです。根底にあるのは、みんなが求めてくれることを頑張りたいという気持ちです。同時に、私自身のワクワクはみんなのワクワクにもつながると信じて、いろんなものづくりに挑戦しています。食べ物やお洋服などプロデュースで作っているもののジャンルは幅広いですが、どれも本当に楽しい! 何より、私が作ったものを通して誰かが喜んでくれることが、いちばんの幸せです。
■世の中の子どもたちを虜に
ーー昨年、しなこさんは『Harajuku Festival vol.1 ~子ども心を救え~』という全国アリーナツアーを行いましたが、ツアーを終えてどうでしたか?
しなこ:地方のファンの方に会える機会はなかなかないのですが、ステージからキラキラした笑顔が見えて、自分の曲や動画が本当にみんなに届いているんだと実感できて、とても嬉しかったです。ツアー最終日の会場は『国立代々木競技場 第一体育館』で、もちろん素晴らしい景色だったんですけど、さらに上に行きたいとも思いました。
ーー『CDF』は「夢の実現」がテーマとなった祭典でもあります。しなこさんが叶えたい夢について教えてください。
しなこ:東京ドームにひとりで立って、会場を超カラフルなお花畑にすることです! あ、お花畑っていうのは、いまお花のかたちをしたお洋服を作っているんですけど、フードを被ったらお花みたいになるんです。
ーーそれは可愛いですね!
しなこ:ですよね! 子どもたちが自分なりのおしゃれを思いきり楽しんで、お父さんお母さんとも一緒にワクワクできる。そんな景色を見てみたいんです。キラキラの紫色のお花畑が東京ドームで実現できたら、きっと最高だと思っていて。
東京ドームを意識するようになったのは、1年ほど前です。好きなアーティストのライブを観に行ったときに、「もしこれが私のライブだったら、会場は絶対にお花畑になるな」って思ったんです。ライブはステージが輝くのが当たり前ですけど、客席までキラキラと輝いている景色はまだ見たことがないので、私ならそれを実現できるんじゃないかなって思ったんです。
そのためにも、プロデュース業をもっと頑張りたいし、いろんな経験を積んでいきたい。お菓子でもファッションでも音楽でも、どんな入り口でもいいから、世のなかの子どもたちが私のことを知って、好きになってくれたら嬉しいです。そしていつか、みんな私の虜にします!
(文=はるまきもえ)
