片付け上手な50代が「あえて持っているもの」。ハンカチやペンは複数持ちで忘れ物を防ぐ
片付けの際に「ものを減らさなきゃ」と思う人も多いのではないでしょうか。でもその考えが負担になることも。今回は、片付けのプロである下村志保美さんに、「無理に減らさない」もち方について伺いました。あえて複数もつことで暮らしがラクになるアイテムを紹介します!

「忘れ物を防ぐため」のアイテムは複数もちする
「ものは少ないほうがいいですよね?」と、片付けの現場ではよく聞かれます。
たしかに、なんとなく増えたものは見直した方が、暮らしはラクになります。ただ、「たくさんある=減らさなければ」と考えすぎると、かえって負担に感じてしまうことも。
まだ使えるのに、数が多いという理由だけで手放すのは、正論でも気持ちが追いつかないことがあります。
私は片付けの仕事をしていますが、あえて複数もっているものがあります。それは「忘れ物を防ぐため」のアイテム。詳しく説明します。
1:エコバッグ

ノベルティやいただきものなどで、気づけば増えていく代表格がエコバッグ。
私は各バッグに1つずつ入れています。入れ替えればいいと思っていても、うっかり忘れて「しまった!」となることがあるからです。
最初から入れておけば、「持ってくればよかった」と後悔せずにすみます。
2:ペン

ペンもいただきものでもらうことが多くて、気づけば増えているアイテムですよね。外出先でのちょっとしたメモや書類の記入など、意外と出番があります。
バッグごとに1本入れておけば、探す手間もなくなって便利。思い入れのないペンなら、外出先で貸したままになっても気にならないのもラクなポイントですよ。
3:タオルハンカチ

タオルハンカチはうっかり忘れがちなアイテムで、私自身も外出先であわてて買った経験が何度もあります。同じ失敗を防ぐために、これも各バッグに1枚ずつ。
使ったら帰宅後すぐ洗濯カゴへ入れ、そのタイミングで新しいものをバッグに入れるようにしたことで、買いたすことがなくなりました。
4:クリアファイル

A4サイズ以上のバッグに限りますが、書類を受け取る機会は意外と多いもの。
柄が多すぎて中身が見えにくいものは処分し、それ以外は数枚(5枚ほど)バッグに入れています。
領収書などの大切な紙類も、折らずに持ち帰れて、帰宅後の整理もスムーズになりました。
出先で巡り合った神社で御朱印をいただくときなどにも重宝しています。
5:白紙のコピー用紙

ひとつ前で紹介したクリアファイルに、数枚入れて持ち歩いています。メモやちょっとした説明を書きとめるのに便利で、「あると助かる」存在。
以前はメモ帳を使っていましたが、私にはこちらのほうが軽く、使いやすく感じています。
大切なのは、それぞれのものに「役割」があるかどうか

こうして考えてみると、「数があること」そのものが問題なのではなく、大切なのは「役割があるかどうか」なのだと感じます。
なんとなく増えたものは見直す。でも、活かせるものは活かす。
エコバッグやペンのように、まだ使えるものを暮らしの中で機能させる方法があれば、無理に減らす必要はありません。
心が苦しくならない選び方をしながら、自分にとってちょうどいい量を見つけていく。それも、ひとつの整え方です。
