マンダムが実施した「汗とにおいに関する意識調査」によると、近年の気温上昇や酷暑化を背景に、汗を意識する時期が年々早まっていることが明らかになった。

約7割が「汗をかき始める時期が早まった」と感じており、4月の時点で既に約4人に1人が汗を意識しているという。



調査は15〜59歳の男女1,000人を対象にインターネットで実施されたもの。結果によると、汗への意識は3月下旬から急増し、4月上旬には24.4%が「汗が気になる」と回答。従来は爽やかな季節とされてきた春が、現在では早期の“汗対策シーズン”へと変化している実態が明らかになった。



また、汗による「パフォーマンス低下」を感じ始める時期についても4月が起点となっており、4月中旬以降でその割合が大きく伸びている。春先の急な夏日の到来などによって、汗による影響を受けやすい時期といえそうだ。



汗による影響は意識面だけにとどまらない。調査では8割以上が「汗によってパフォーマンスが低下している」と感じており、最も多い回答は「普段の7割程度」で、汗による生産性低下を実感する人が多数を占めた。



さらに、「本来の半分も力が出せない(50%未満)」と感じている人は全体の30.2%。特に20代女性では45.0%と約半数に達した。



汗のせいで我慢したり諦めたりしたこととしては、「仕事・効率」が18.6%で最多となった。続いて「美容」「ファッション」「パフォーマンス」「対人関係」が上位に並び、汗が単なる不快感にとどまらず、仕事やコミュニケーションなど社会的活動にも影響している実態が明らかになった。



性別で見ると、女性は美容・ファッションへの影響を訴える声が多く、男性は「仕事・効率」や「パフォーマンス」への影響が目立つ結果となっている。特に男性では全世代で「仕事・効率」がトップに挙げられ、ビジネスシーンにおいて、汗が心理的な負担となっている実態もうかがえる。

マンダムでは、汗やにおいは身体的な不快感だけでなく、心理面やQOLにも影響を与える社会的な課題だとしており、夏本番を待たず春先から適切なケアを行う“汗マネジメント”の重要性を訴えている。