新作「ぽこ あ ポケモン」が大人気 任天堂、不調の株価が20%上昇
任天堂の新作「ぽこ あ ポケモン」がSNSなどで話題になっている。5日に発売されると、4日間で世界累計売上は200万本(日本国内は100万本)を突破。SNSでは「楽しすぎる」といった声が多く寄せられ大人気だ。
同作は、ポケモンシリーズとしては初のスローライフ・サンドボックスゲームだ。これまでは、ゲットしたポケモンを対戦させながら育成していくという流れだった。同作には対戦要素がないが、用意された世界の中で自由に行動が可能だ。主人公は人間に変身したメタモンで、ほかのポケモンたちと協力しながら街をつくっていく。自由度の高さから熱中するプレーヤーが続出し、SNSには「楽しすぎる」「時間があっという間に溶ける」といったコメントが多く寄せられている。
任天堂は「Nintendo Switch 2」の発売によって売り上げを約2倍増としていたが、株価は苦戦が続いていた。しかし、同作の成功によって株価は20%程度上昇。時価総額は約2兆円増加した。
同作をめぐっては、米ホワイトハウスの公式X(旧Twitter)の投稿が物議を醸した。問題となったのは、5日の投稿だ。「MAGA」という短いテキストとともに投稿されたのは、同作を思わせるパロディー画像だった。
画像には、ピカチュウと思われるキャラクターの姿も見られた。「MAGA」とは、トランプ大統領が2016年の大統領選で掲げたスローガン「Make America Great Again(アメリカを再び偉大な国に)」の頭文字を取った造語だ。政治的スローガンを用いたことから、SNSには「政治利用だ」といった批判が寄せられた。
米ホワイトハウスの公式Xは、6日にも人気アニメ「遊☆戯☆王」のアニメ映像を許諾なく使用。11日に同作の公式Xが「原作およびアニメ関係者は一切関与しておらず、当該知的財産の使用を許諾した事実もございません」と声明を発表した。
「ぽこ あ ポケモン」の売り上げ好調によって任天堂の株価は急上昇したものの、2025年11月の水準と比較すると30%程度低い状況だ。今後、同作は株価にどのような影響を与えていくのか。多くの関係者が注目している。
