パイナップルを食べると口の中がピリピリするのはパイナップルが攻撃しているから
パイナップルはお好きですか。
私は生のパイナップルが苦手です。口の中がピリピリするから。でも、私の家族はピリピリしないらしくパイナップルが大好きみたいなんですよね。
私だけが苦手なので、アレルギーなのかと思っていましたが、違うんですって。
IFLSによると、あの現象はパイナップルが口の中をちょっと攻撃しているからなんです。
パイナップルは口の中を刺す
パイナップルには、ラフィドと呼ばれるシュウ酸カルシウムでできた極小のトゲが含まれています。なんでそんなものがあるのかと言うと、植物だって無防備ではいられないから。 動物のように逃げたり戦ったりできない植物も捕食者から身を守るための機能があり、ラフィドはパイナップルの防御機構のひとつだと考えられています。
パイナップルを食べると、 この微細な結晶が口の粘膜をチクチクと刺激します。
パイナップルは口の粘膜を少し分解する
さらに、パイナップルにはブロメラインと呼ばれる酵素が含まれています。この酵素はタンパク質を分解する働きを持っています。お肉を柔らかくするために、すりおろしたパイナップルに漬け込むことがありますよね。あれは、ブロメラインがタンパク質を分解する効果を期待してのことです(漬け込みすぎるとお肉の食感がなくなっちゃうんですよね)。
加えて、パイナップルはかなり酸性で、pHは3〜4程度。これは酢とほぼ同じレベルです。そして酸は粘膜の表面を刺激します。
人間の口の中の粘膜もタンパク質でできているので、ブロメラインと酸の作用によって、粘膜の表面がわずかに刺激されるってことなんですね。
パイナップルのピリピリには個人差がある
でも、ピリピリ感じるかどうかは個人差があります。というのも、口の粘膜の厚さや敏感さは人によって違うし、食べた量やパイナップルの熟れ具合などにも影響すると考えられています。
あと、パイナップルの食べ方でもピリピリするかどうかが変わります。というのも、ブロメラインは加熱に弱いんです。だから、食べているパイナップルがピザや酢豚、缶詰のものだったら、ピリピリを感じないはずなんです。私は火が通ったパイナップルは大好きです。すごく甘くなるし。
パイナップルは怖くない
ちなみに、ここまで読んだらパイナップルを食べるのが怖くなっちゃうかもしれませんが、心配無用です。
パイナップルに含まれるブロメラインの濃度はそれほど高くなく、人体に害を及ぼすレベルではないと研究者は説明しています。むしろブロメラインは健康面での効果が研究されている成分でもあります。
それに、食物繊維やビタミンCが豊富。血圧を下げたり、むくみ解消の効果も期待できるカリウムも含まれています。
なので、ピリピリを感じにくい方やちょっとくらいのピリピリなら我慢できるという方は、パイナップルをエンジョイしてください。私はピザにのせて摂取しますね(邪道って言われるけれど)。
Source: IFLS

