3日で底をついた“五輪コンドーム” 1万個でも足りない「意外な理由」
ミラノ・コルティナ五輪の盛り上がりは雪上や氷上だけではないようで……。
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参加選手は約2900人
五輪選手村では感染予防のためにコンドームが無料配布される。今回も1万個以上が配られたが、早くも大会3日目に払底した。
参加選手は約2900人。2月14日に記者会見したIOCの広報部長は、
「バレンタインデーが本格的に盛り上がっている証し」
と、けむに巻いた。やはりあちら方面でもアスリートは卓越したパフォーマンスを発揮するのか。
コンドームの配布は1988年ソウル五輪から始まった。当時は8500個だったが、92年バルセロナ五輪では9万個に増産。その後も10万個前後で推移したが、2016年リオ五輪では45万個も配られた。

〈ご自由にどうぞ〉とばかりに村内各所に山積みされているという話があるが、18年平昌五輪スピードスケートマススタート金メダリストの高木菜那がバラエティー番組で語ったところによると、
「結構探したんですけど、全然置いてなくて……」
未使用のまま持ち帰り
さて、21年東京五輪はどうだったのか。わが国のコンドームの品質は“金メダル”級らしいが、
「オカモトなど国産4社が自慢の高級品を合計16万個製造したそうです」
と語るスポーツ紙デスクによると、
「コロナ禍真っただ中だったため、選手村での配布は中止。あくまでもお土産として帰国時に配られました」
そう、実際はお土産として人気なのだという。
「包装に五輪マークが印刷されているので、自分や友人用のお土産として大量に持ち去られるようです。選手たちは、高木さんのように、入村後すぐさま探し回るのだとか。実際に使う人もいるでしょうが、ほとんどが未使用のまま持ち帰っていると思われます。ちなみに私も取材した選手からもらったことがあります」
だとしたら、1人3個で済むはずがない。過去の例と比べても、1万個は少な過ぎるだろう。
組織委は「追加配布」を明言したが……。
「週刊新潮」2026年2月26日・3月5日号 掲載
