こたつ所有率が沖縄より少ない!? 北海道民の生活あるある大集合【図解 北海道の話】
北海道民の家には「こたつ」はほぼ無い
道民ならではの「家」での過ごし方
寒さ対策でよく知られる「二重窓」について、総務省の統計があります。それによると北海道では8割近くの家にあり、6割近くは全部の窓が二重窓になっています。近年は、道外でも光熱費の節約を主な目的とした「二重窓」の設置が増えていますが、北海道では光熱費など気にしていては冬を越せません。
道民の多くは、分厚い窓に囲まれた部屋を一日中、ストーブや床暖房でガンガンに暖めます。なぜなら、一度冷えると暖め直すのが大変だからです。そして多くの家では屋外に、消防法上大きな囲いを必要としないギリギリの容量である490ℓの灯油タンクを設置。基本的に、灯油業者が定期的に給油してくれる契約になっています。
近年は技術の進歩により、住宅の気密性と暖房効果が高まりました。そのため、道民は冬でも部屋では半袖で過ごし、アイスやビールなど冷たいものを楽しむという人も多いです。また、一日中部屋が暖かいため「こたつ」の利用率が低く、ウェザーニュースの調査によると、北海道のこたつ所有率は全国最下位です。
しかし近年、思わぬ弊害が起こっています。ゴキブリの発生です。かつて北海道にゴキブリはいないと言われていましたが、近年は住宅地を中心に増殖。しかし見慣れないからなのか、道民はゴキブリをあまり怖がらないとも言われています。
北海道の住宅あるある
冬は冷蔵庫代わりの場所がたくさん
道民は冬になると家中を暖房で暖めますが、玄関や階段、廊下など暖房が行きわたらない場所を冷蔵庫代わりに使うことも。二重窓の内窓と外窓の間に冷やしたいものを置くのも定番。
北海道の家には塀がない
北海道の住宅のほとんどには塀がありません。これは、家の周囲の除雪や屋根の雪下ろしの邪魔になるほか、除雪車が作業中に塀を壊してしまう可能性があるためです。
雪の夜は外がうるさい
雪があまり降らない地域では、たまに大雪が降ると車の往来が減り、家の外が静かになります。しかし北海道の市街では逆です。積雪が多いほど家の外を除雪車が行きかうからです。
「冬アイス」が人気
北海道は冬のアイスの消費量が全国No.1と言われており、「お風呂上がりにアイス」が道民の定番スタイル。なお、北海道は冬場のアイスコーヒー消費量も日本一と言われています。
水回りに水抜き栓がある
北海道の住宅の水回りには、大抵の場合、水道管の凍結を防ぐための設備である「水抜き栓」があります。水抜きを怠って水を凍らせてしまうと、氷が膨張して水道管が破裂するからです。
道民はこたつを使わない
北海道のこたつ所有率は全国最下位で、なんと沖縄よりも少ないです。理由は単純で、家中を暖房で暖めるから。こたつで乗り切れるほど、北海道の冬は甘くないということでしょう。
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 北海道の話』監修:和田 哲
