「平年の約3割」記録的″少雨″でダム貯水率低下 生活に影響で給水制限も協議
天草市五和町に広がる、25アールのタマネギ畑。ある異変が…。
■タマネギ農家・周詞新介さん
「玉太りが鈍いです。今までこういう事はありません」
本来は収穫のピークを迎えるこの時期。しかしタマネギの実がまだ小さく、例年に比べ2週間ほど収穫が遅れていると言います。
■タマネギ農家・周詞新介さん
「ずいぶん雨が降っていませんので雨がほしいところです」
気象庁が「30年に1度」と発表した、記録的に少ない雨です。天草市本渡では、去年10月から4か月連続で月間の降水量が平年を大きく下回り、1月は25ミリと平年の3割程度しか降っていません。
この影響で2つのダムで貯水率が低下。1月30日時点で亀川ダムでは46.6%、楠浦ダムは36.6%といずれも半分以下まで貯水量が減り、天草市は水道の給水制限などの措置を検討しています。
給水制限となれば、生活の様々な場面に影響も。多くの水を使うのがガソリンスタンドです。
■アサヒ石油・店員
「客の窓拭き用のタオルなどどうしても洗う時に(水は)必要」
ダムの貯水率低下を受け、ここ数日はお客さんの意識にも変化が…
■アサヒ石油・村上輝眞さん
「ダムを見てきたお客さんは特に洗車は当分控えようかなと言われます。洗車はだいぶ少ないです」
農作物や市民生活へも影響を及ぼしている少雨。この事態を受け、天草市はあす渇水対策会議を開き、給水制限などの対応を協議することにしています。
