″世界一の中学生″スケボー松本雪聖(13)オリンピック目指す素顔
スケートボードで世界一に輝いた中学生!去年の世界大会で優勝した松本雪聖(いぶき)選手(13)。次の夢は、オリンピックです!
熊本県氷川町にある、竜北中学校。2年生の松本雪聖さんです。松本さんは去年、スケートボード・ストリートのワールドカップで優勝した“世界一の中学生”なんです。
「おめでとうとか言われたんですけど、まだ実感がわかなくて、世界一になったのかな?って(今も)思っていますね」
クラスメイトから見た松本選手は?
■友だち
「元気で、ずっとしゃべってすぐ抱き着き癖があります」
ちなみに得意な教科は。
■松本雪聖選手
「強いて言うなら、美術と英語。じゃない体育」
そんな少女がアスリートに変わるのは…。制服からウェアに着替え、一気にスケートボーダーに。
■松本雪聖選手
「きょうは基礎技をとりあえず、軽くやろっかなって感じですね」
週に6日はスケートボードの練習にあてています。見守るのは、父の貴光さん。毎日のように付き添っています。
■父・貴光さん
「まあ誰よりも練習するところですかね。日本一、世界一になりたかったら誰よりも練習するしかないかなとは思います」
スノーボード経験者だった貴光さんの影響で、雪聖さんが初めて触れたのはスノーボードでした。大人にまじって練習していましたが、小学1年の頃、同世代が多いスケートボードに興味を持ちました。その才能が開花するのに、時間はかかりませんでした。貴光さんが自宅に手作りの練習場を設けると、数々の大会で記録を残します。この頃の夢は…?
■松本雪聖選手(当時小4)
「小学6年生で日本一、12歳で世界一!」
そして、去年11月。早くも夢を実現させました。大技「キックフリップフロントサイドノーズグラインド」を決め、世界一をつかみ取りました。
■松本雪聖選手
「決まって会場沸いたし、1位にもなれたし、めちゃめちゃ楽しかったし嬉しかった」
一気に頂点まで駆け上がったものの、スケートボードにけがはつきもの。厳しい練習の裏で、常に「怖さ」と戦っていました。
■松本雪聖選手
「やっぱり何だろう。怖さっていうのはなくならないんで。頑張ってやろうやろうってしていても、逃げてしまったらできないことも多いし、痛いじゃないですか。だからできるだけ早くメイクして終わらせたいっていう気持ちがあります」
常に自分を超えていく。世界女王になった松本選手が挑戦していたのは、経験のない「レールオーバーのバックサイド180」。レールを超えて体をひねる技です。
何度も、何度も、倒れては起き上がり、修正点を確認します。20回以上挑戦を繰り返し…。さらなる高みを目指す松本選手にとって、2026年は大事な1年です。
■松本雪聖選手
「やっぱり今年まではポイントを稼ぐだけの年だったので。もう来年からはポイントとレベルのレベル上げを頑張っていく。自分が最大の力を出せる1年にしたいです」
オリンピックでメダルをとる。次の夢に向けて、飛躍の一年が始まりました。
