ボカロP・Tonbiが手がける2分弱で心を掴む楽曲『ねこのおて』シュールで滑らかなネコイラストMVに「ねこかわいい」の声

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 大勢のボカロPたちによる渾身作がひしめき合い、『ボカコレ2025夏』は今回も大盛況のイベントとなった。
 長年活動するベテランから直近でボカロPデビューした新人まで大勢のクリエイターが鎬を削り、集まった7000曲を超える応募作。
その中から、今回は2021年よりボカロ曲の投稿を始めたTonbiによる「ねこのおて」をピックアップする。

文/曽我美なつめ

 今年2025年に入って以降、「あいとう」や「トロイア」などの楽曲も注目を集めていたボカロP・Tonbi。
 特にすりぃや菅原圭、めいちゃんなどのオリジナル楽曲映像を手がけるイラストレーター・たそやマロがMV制作を担当した「あいとう」は、耽美でレトロなたそやの作風とTobiによる色気のあるエレクトロスウィングの曲調がぴったりマッチしたことも、作品の大きな魅力となったはずだ。

 今回、再びそんなTonbi×たそやマロのコンビ作となった「ねこのおて」。
 ネコという題材や、たそやが描くシュールで滑らかなネコのイラストに惹かれた人も多いかもしれない。
 しかし楽曲の最たる聴き所のひとつとなるのは、やはり電子的なビートと効果音がメインに構成された非常にミニマルなサウンドである。

 軽快な曲展開や、聴き手が求める箇所へ的確にインパクトあるサウンドが差し込まれている聴き心地の良さはもちろん、バックの音色が非常にシンプルに作られているからこそ、キャッチーで動きのあるメロディが聴き映えする造りともなっている今曲。
 楽曲自体も2分弱とコンパクトな尺ではあるが、曲時間の短さや曲そのもののシンプルさをいい意味で感じさせない、中毒性と密度のある作品とも言えるだろう。

 また歌愛ユキの擦れが耳に残る低音ボーカルにミニマルなビート、そしてたそやマロによる映像など。
 やや退廃感あるムードが曲全体を見事に統一している点も、大勢がこの作品に惹かれる理由のひとつでもある。

 事実今作によって、Tonbiはこれまで参加したボカコレでも最も好成績となるTOP100部門39位を受賞。
 もしかしたら今曲をきっかけに、ボカロPとして彼の名を意識した人もきっといることだろう。
 そんな人はぜひ今作のみならず、彼の過去曲もチェックして、あなただけのお気に入り曲を見つけてみては。

■楽曲配信情報

ねこのおて DL先はこちら

■information

「The VOCALOID Collection」 公式サイト

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