手頃な価格で高品質なアイテムが揃う「ユニクロ」。着まわしが効くベーシック服だからこそ、おしゃれに見せるコツが知りたい! そこで、シンプルなアイテムを大人カジュアルに着こなすスタイリングが人気の福田麻琴さんに、ユニクロをおしゃれに着るコツを教えていただきました。ベージュ、グレー、ブラックという3色を軸にしたコーデも紹介します。

ユニクロのアイテムは「少ない色」でおしゃれに着こなす

日本人である皆さまは、一度はお店に入ったことがあるんじゃないかしら? 買い物をしたことはなくても、あのロゴを見れば「ユニクロ」だって一目でわかりますよね。日本全国津々浦々、街を歩けば出会えるユニクロ

【写真】全身黒でもかわいいコーデ

そのおなじみのユニクロがまさかこんな成長を遂げるとはだれが想像していたでしょう。長い間、仕事でプライベートで、ユニクロとともに生きてきた私ですら、まったく想像していませんでした。今や日本を代表するブランドで、外国でもきっといちばん有名な日本の衣料品店です。

ユニクロはこの10年くらいで、全然違うブランドに生まれ変わりました。それも、ものすごくかっこいいブランドに。テレビCMはすぐにユニクロだってわかるほど差別化されて、出てくるキャストはワールドワイド。映像も音楽も、コンセプトもすてき。

40代の私にも響くくらいだから、若者はもとよりきっとこの世のほとんどの人に、そのかっこよさは伝わっているに違いない。商品もどんどんよくなって、デザイン、色、着心地、すべてが年々アップデートされています。

ここでは、ユニクロのアイテムで“色”を軸にコーディネートを組んでみました。「上品な1色、洗練の2色」をテーマに、少ない色でおしゃれになれるアイデアを紹介します。――仕事や家事、子育てなど、日々忙しい女性たちに私が提案したいコーディネートです。

品よく優しい印象で愛される「ベージュ」

穏やかで柔らかな色味のベージュは、見る人の心に安心感をもたらすプラスイメージの高い色。上品な大人っぽさがあるので、フォーマルはもちろん、カジュアルなスタイルも品よく見せてくれる素質もあります。

色調の幅が広く、微妙に色系統の違うベージュを重ねたワントーンコーデは、計算せずとも簡単にニュアンスのあるモダンなスタイルが完成します。

ベージュはなじみやすくどんな色とも合いますが、バッグや靴の合わせ小物を近しい色のブラウンにするとトーンが引き締まり、より洗練された印象に。

控えめでムードを与える「グレー」

白と黒を混ぜたグレーは、落ち着きのあるニュートラルな色。白黒はっきりしないその曖昧さは、自分をよく見せようと武装しなくなった大人にちょうどいい色だと私は思うんです。

ユニクロには、セーターやパンツなど、グレーアイテムの名品が特に多くそろっている印象なので、ぜひ店内でグレーのワントーンに挑戦してみてほしいと思っています。

また、バッグや靴の小物はなじみのいいモノトーンが正解。白だと抜け感が出て、黒だとカッコよく仕上がるので気分やシーンで選んでください。

「ブラック」を着るならチャーミングに

何色にも染まらない、気高くてモード。私は、この絶対的な意志を持つ黒という色が大好き。だけど大人になるほど黒を着なくなるという人、多いですよね。ただでさえ存在感が出てくるのに、強くかっこいい黒を着ると無駄に迫力が出てしまうのは身をもって感じています。

そこで、大好きな黒を着るために私が出した答えは、かわいいアイテムで取り入れること。また、全身黒で重くならないように、白を効かせるスタイリングや適度な肌見せも上手に着こなせるポイントです。