キャッシュレス派が増えてはいるが

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コンビニエンスストアでの支払い時、小銭を出している「おじさん」にイラつく投稿が、Xで注目された。今どきの若者にとって、こうした現金決済の人はタイムロスで邪魔な存在なのかもしれない。

東京都内のコンビニで、利用者の支払方法を観察すると実に様々だ。ただ、現金は少数派になっているように見える。そこで、かつて現金払いに親しんでいた40歳以上に限定して、生活費や飲食費の支払い方法を取材した。

「待つのが嫌なんだ......ごめんね」

40代後半で自営業のAさん。一時期には財布を持ち歩かないほどキャッシュレス決済を使用していたが、今はやめていると話す。「浪費癖がついてしまった」が理由だ。

「(キャッシュレス決済は)ないと不便ですが、他の決済方法がある場合がほとんどなので、何とかなっています」

40代で主婦のBさんも、現金決済がメインだ。「現金じゃないと、お金を使う感覚が鈍って使い過ぎてしまいそう」と危惧する。ただ、荷物が多いときや、決済手段の多い都会に来たときはその限りではないという。

レジで若者がイライラしていることを伝えると、こうコメントした。

「スーパーのレジがおばあちゃんばっかりで、ゆっくりの行列になっていることもあります。(若者は)待つのが嫌なんだ......ごめんね。でも順番だから待っててね」

キャッシュレス派は「ポイ活」理由に

40代前半の主婦Cさんは、「アプリと連携して家計簿ソフトに自動記帳されるので、クレジットで支払っています」。また、60代後半の主婦Dさんは、「nanaco」「WAON」「Suica」といった電子決済をよく利用しているという。理由は、「ポイ活」が半分。もう半分は「お金(現金)を探して渡すのが煩わしくなったので......財布も軽くなって便利です」と話した。