世界客家博覧会、桃園で開幕 台湾を客家文化交流の中心地に

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(桃園中央社)台湾を構成するエスニックグループの一つ、客家人の文化などを紹介する「世界客家博覧会」(客家エキスポ)が11日、北部・桃園市内で開幕した。博覧会を通じ、世界各地に散らばる客家のネットワークを構築し、台湾を新たな客家文化の中心地にすることを目指す。

同博覧会は「Travel to Tomorrow」(明日への旅)をテーマに、桃園メトロ(MRT)空港線領航(A17)―桃園体育園区(A19)駅間の一帯で開催。「世界パビリオン」と「台湾パビリオン」の2つのメイン会場に加え、8つのサブ会場、17のサテライト会場が設置された。客家委員会と桃園市政府が主催するもので、開催は初めて。14県市が参加した。

客家委員会の楊長鎮(ようちょうちん)主任委員(閣僚)は開幕式で、客家をテーマにした博覧会の開催は容易ではないと言及。30年余りにわたって行われてきた母語を取り戻す運動によって世界各地と台湾の客家文化・歴史研究者が膨大なエネルギーを蓄積し、これによって台湾は世界客家博覧会を開催する能力を有することができたと述べた。その上で、同博覧会によって台湾が全世界の客家文化の伝承と発展の中心となることに期待を寄せた。

10月15日まで。

(葉臻/編集:名切千絵)