コロナ5類引き下げで需要が高まる「リアルコミュニケーション」、一方で8割以上が対面コミュニケーションに不安を抱える現実も…
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が初めて発令されてから4月3日で、ちょうど3年。テレワークやリモート会議の導入、オンラインサービスの普及など、コロナによって “生活様式”が大きく変化したという方も多いのではないでしょうか?

それは「異性との出会い」においても同じこと。認知度がほぼ100%といわれるほどマッチングアプリのニーズが高まり、「オンラインでの出会い」が増えたといいます。

5月からは、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが「5類」に移行しますが、コロナで定着した生活様式と価値観はどのように変化するのでしょうか。AI恋活婚活アプリ『バチェラーデート』の調査によって、「リアル回帰」を望む声と、コロナによってもたらせれた「課題」が明らかとなりました。

約7割が対面での「リアルな出会い・コミュニケーション」を希望

調査は、コロナ禍と5類引き下げ後に求める「異性との出会い」「働き方」「交友関係」の3つに焦点を当て、対面コミュニケーションのニーズと不安や悩みについて男女440名に対して実施。

「異性との出会い」においては、コロナ禍は「オンラインでの出会い多かった」という声が約半数という中で、5類引き下げ後は「対面での出会いを増やしたい」という声が74%となりました。



具体的には、「出会うまでに時間や工数がかかる」「結局会うまでに至らない」「メッセージのやり取りが面倒」「プロフィールだけじゃ分からない」といった意見もあり、リアルで会う前までの工数や面倒から来る「マッチングアプリ疲れ・離れ」の問題が顕在化していることが明らかになりました。5類引き下げ後は、合コンや婚活パーティーなどへの回帰や、リアルな出会いに特化したマッチングアプリの利用も増加することが予測されると、バチェラーデートは分析しています。

また、5類引き下げ以降の「働き方」については、「対面での働き方」を求める人は57.8%となりました。

「リモートだとメリハリがなく業務が捗らない」「コミュニケーションが減り楽しさが減った」といったリモートの課題を訴える声のほか、「やり取りがスムーズに進まず業務で支障が出た」「通信が途切れることがあり業務に支障が出た」など、業務・業績に影響が出たとの回答もあり、5類移行を機に対面へ切り替わる企業が増加するかもしれません。

しかしながら、コロナ禍での実態と5類引き下げ以降に求める数値では微差となり、今後はコロナ禍の新生活様式として普及したリモートワークとオフィスワークのハイブリッド制、もしくはワークスタイルの選択制が普及すると考えらています。

続いて、交友関係においても、「対面での交友関係」を求める人は76.1%となりました。5類引き下げ後は、大学の対面登校の再開や、イベントでの制限撤廃により、多くの場面で、新しい「リアルな出会い」が生まれることが期待されています。

リアル回帰を求める一方、約8割でコミュニケーションに不安


「リアル回帰」「対面コミュニケーション」を求める声が多く上がる一方、リアルなコミュニケーションへの苦手意識を感じるという声も、異性との出会いで88%、働き方で84%、交友関係で83%に上りました。




出会いにおいて、最も多く上がった意見は「写真の加工やマスクを外した後のギャップに不安」。次いで「会話が盛り上がるか不安」が35.6%、「初対面で何を話したら良いかわからない」が34.7%、「マナーが分からない(席や会計など)」が19.9%、「対面だと疲れそう」が15.6%となりました。

また、働き方においても、45.5%の人が「飲み会などの人付き合いが増えることが苦手」と回答し、「職場内での良好な関係づくりが不安」が28.0%、「環境の音で集中できず成果が落ちる」が27.0%、「顔色や空気を気にして疲れる」が25.0%という結果となりました。

ウィズコロナの3年で、オンラインコミュニケーションが普及したことが影響しているのか、全体で85%の人が対面コミュニケーションに苦手意識を抱いていることが明らかになりました。

今後は、リアルなコミュニケーションがさらに増えてくると予想される中で、対面コミュニケーションへの苦手意識を克服するのはどうすればいいのでしょうか?

恋愛コンサルタント・杏奈薫さんは、「異性との出会い」において特に回答の多かった「写真の加工やマスクを外した時のギャップが不安」について以下のように語っています。

恋愛コンサルタント・杏奈薫さん


「『人の容姿は三日で慣れる』という言葉があるように、初対面は誰しもが緊張するものですが、接触頻度が増えるにつれ気にならなくなっていきます。個性派俳優であっても、名前が一般的に浸透した頃には見慣れた存在となりますよね。仲良くなることで接触頻度も高まり、いずれは自然な関係性が築けますので、気負いし過ぎないようにしましょう。また、「ブーメランの法則」というのもあります。自身が相手に対して過度にジャッジをしていると、同時に相手からもジャッジをされているという認識に繋がります。自身を否定的に思い込んでしまうことは、もったいないことです。まずは、相手の良いところを見つけるマインドを作りましょう」

また、「働き方」や「交友関係」においても、

「『働き方』『交友関係』で抱く、人付き合いや関係値構築に対する苦手意識を克服するには、自分の中での線引きを設けることが重要です。職場はサークルと違って、仕事をすることが最優先であり、全員と仲良くする必要はありません。例えば、会社の飲み会には出席するが、個人的な誘いには行かないなど、自分に合った線引きを設けることが重要です」

とアドバイスを送っています。


■調査概要
『コロナ5類引き下げ後の生活様式』に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査対象:20代〜30代の男女440名
調査実施日:2023年3月22日〜25日