木原誠二・内閣官房副長官

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木原誠二官房副長官が、11日の都内で開かれた「NISAの日記念イベント 〜資産所得倍増に向けて〜」に出席した。

パネルディスカッションに臨んだ木原副長官。そこでは、一般参加者から質問を受けるコーナーもあり、70代男性から「岸田政権が掲げる『新しい資本主義』。これには、どのような理想的社会があるのか、お聞かせ頂きたい」との問いかけを受けた。


▼ 「一番変えたいのは、日本企業のコストカット経営です」と、木原副長官



木原副長官は「私は、新しい資本主義実現会議の事務局長をしております」と告げたあと「新しいと言っていますから、何かを変えたいと思って、我々はいくつも提案をしております。今日の催しの文脈も踏まえ、何を一番変えたいかというと、ここ2、30年に渡る日本の企業全体のコストカット経営です」と返した。

「コストカット経営が、長年続いてきたことで資金が眠っております。資金が滞留をしている。そんな経済の進み方だったのではないでしょうか。コストカット経営を是非変えたいと思っています」

「企業は、決して儲かってこなかったわけではありません。でも、それは結果としては賃金に結びつかず、また、次の投資にも結びついてこなかった。これからは、投資が進んでいく、そういう経済を作っていきたい」

「今眠っているお金が私たちにはたくさんあります。少なくとも1000兆円の個人金融資産がございます。また、企業の中には300兆円を超える内部留保などが眠っています。これを動かしていく、その一つの起爆剤、一つのキッカケにNISAの拡充。そして資産所得倍増につながるものを提案したいと、私は思っております」と自身が考える具体策を示した。

さらに回答が続いて「合わせて申し上げれば、 やはり国民の皆さんが1億総株主。どんなに小さくても結構です。ご参加を頂くことによって、 数々の社会課題に意識が向いていく。たくさんの企業経営というものに、ご参加を頂く。大人の投資がもっと多く実現に向かっていく、そういった社会を作っていきたいです」と告げていた。

今回の催し「NISAの日記念イベント 〜資産所得倍増に向けて〜」は、日本証券業協会、日本取引所グループ、投資信託協会などが主催し、金融庁も協力。オンライン参加者もいて、2時間近く開催。特別ゲストとして、読売巨人軍・前監督の高橋由伸氏、フリーアナウンサーの馬場典子氏が招かれていた。