ブルーベリー摘みで月収50万円!オーストラリア出稼ぎの好待遇にネット衝撃「日本で働く意味ある?」

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2月1日、NHK番組「クローズアップ現代」で取り上げられた、海外の“賃金水準”がネット上に衝撃を与えている。

同番組では「“安いニッポンから海外出稼ぎへ”〜稼げる国を目指す若者たち〜」というタイトルで、長時間労働と低賃金に耐えかねた若者たちが、続々と海外へ出稼ぎに行っていると紹介。出稼ぎに行く場所はアメリカやカナダ、ポーランドなど多岐にわたるという。

番組内では、実例としてオーストラリアへ出稼ぎに出た若者たちが取り上げられた。

まず紹介されたのは、共同生活を送りながら働く20人ほどの日本人の若者たち。仕事は農場で行う収穫最盛期のブルーベリーの摘み取りで、語学能力は問われず、時間は朝8時から14時までの6時間。残りの時間はそれぞれ副業や趣味などの時間に費やすという。給料は歩合制で、シーズンによって差はあるようだが、良い時は日給約2万4000円で、月給は50万円ほどと紹介された。

さらにもう1人、日本で脳神経外科の看護師として働いていたという女性も登場。オーストラリアでも人材不足が深刻だという介護現場で、30人以上いる日本人アルバイトの1人として働いている彼女の給料は、1週間でトータル2488ドル(約22万4000円)。日本の介護職の平均月収25万円に対して、多いときで月収80万円だと紹介された。

日本でも今年に入って、ユニクロを始めとする大手企業が賃上げを発表している。しかし、日本の全従業者の7割が就業している中小企業ではそうした動きはほとんどなく、日々高騰する物価にあちこちで悲鳴が上がっているのが現状だ。

そんな状況で取り上げられた、日本では考えられない賃金水準とその好待遇ぶりに、ネット上は衝撃の声が相次いでいる。

《ごめん、日本で働く意味ある?w》
《なぜ同じ仕事をしてもこれだけ稼ぎも生活のゆとり感も違う?》
《そら頭の良い日本人は海外出稼ぎに向かうよ。 夢も希望もない日本はオワコン》
《30年前は日本が東南アジアなどから憧れられて出稼ぎに来ていたのにと思うと、国力が落ちまくったんだなと実感する》
《昨日たまたまNHKつけたらクローズアップ現代でワーホリ出稼ぎの特集だった。オーストラリアでアルバイト介護職で月収90万円だという。。おれもあのまま帰国しなければ今頃どうなっていたか。日本がここまでダメ国家になるとは当時はまったく予測してなかった》