総統府、ウサギ年の正月飾りとお年玉をお披露目 新年の祝福伝える 台湾

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(台北中央社)総統府は29日、2023年の正月飾り(春聯)とお年玉(福袋)などのデザインを公開した。干支(えと)の卯にちなみ、お年玉やお年玉袋(紅包袋)にはかわいらしいウサギのイラストがあしらわれた。蔡英文(さいえいぶん)総統や頼清徳(らいせいとく)副総統から新年の祝福を人々に届ける。

正月飾りには「喜福運途」の文字が書かれた。「幸運に恵まれますように」という意味で、中国語で「途」は「兎」(ウサギ)と発音が同じであることから、言葉遊びにもなっている。書を用いたデザインを得意とする新鋭デザイナー、ボーユー・ジェン(簡伯諭)さんが揮毫(きごう)した。

お年玉は、アニメ風のウサギのイラストの下に、硬貨をモチーフにした図形を配置。豊かさを表現した。背景には花火を描き、華やかな祝福ムードが演出された。お年玉の内側には、新年の始まりを象徴する1台湾元硬貨が収められている。

総統府によれば、正月飾りは25万枚、お年玉は35万個、お年玉袋は25万セットを用意する。正月飾りとお年玉袋は30日から来月19日まで、総統府で一般見学受け付け時間に配布する他、各地の行政院(内閣)サービスセンターにも置かれる。お年玉については、例年は蔡総統や頼副総統が地方を訪問した際に市民に配っていたが、今回の配布計画は依然として検討中だとしている。

(温貴香/編集:名切千絵)