中国のポータルサイトに、「日本史上在任期間が最も短い首相は、古代中国人の末裔と自称し続けてきた」として、羽田孜元首相を紹介する記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国のポータルサイト・網易に10日、「日本史上在任期間が最も短い首相は、古代中国人の末裔と自称し続けてきた」として、羽田孜元首相を紹介する記事が掲載された。
 
 記事は、羽田氏が1994年4月に首相に就任するもわずか64日で退陣し、日本史上最も在任期間が短い首相となったと紹介。一方で、その人生は日中関係の発展に大きな貢献を果たしたとし、毎年4回は中国を訪問するほどの中国好きだったことを伝えた。
 
 また、「欧米に行っても中国料理を食べる。特に上海の小籠包が好きだ」と語り、中山服を日常的に着用するといったエピソードもあり、再三に渡り日中間の友好増進の必要性を主張してきたとしている。
 
 さらに、公の場で自身が古代に中国からやってきた移民の末裔、秦の時代に不老不死の薬を求めて日本にわたった徐福の部下の子孫であることを強調してきたと紹介。徐福は日本に渡ったのち現地に留まって子孫をもうけ、その子孫は秦の姓を名乗り、その後、羽田、波多といった様々な姓へと派生していったという説を取り上げた上で「彼の話はあくまで主観による推測ではあるのだが、われわれにとっては彼が中国人の血脈を受け継ぐものとしてそのルーツを模索しつづけたように思える」と評した。
 
 記事は、羽田氏が自らのルーツを一生かけて追い求め、そのために多くの行動をしてきたと紹介。首相在任期間こそ60日あまりと短かったものの、日中両国の友好、交流のために地道な努力を重ねてきたとした。
 
 そして「時間の車輪が前に向かって回り続けるのに伴い、両国間の交流もますます多くなり、われわれが日本と交流する機会も増えるはずだ。文化交流は墨守の考えを捨てるべきであり、国の違いによる隔たりを理由として友好的な往来を避けてはならないのだ」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)