ベトナムの街には日本ブランドのバイクがあふれているが、最近成長を見せている「自動車」市場でも日本車が優勢だという。中国メディアは、「ベトナム人消費者が日本車を選ぶ理由」を分析する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 ベトナムの街には日本ブランドのバイクがあふれているが、最近成長を見せている「自動車」市場でも日本車が優勢だという。中国メディアの百家号は8日、「ベトナム人消費者が日本車を選ぶ理由」を分析する記事を掲載した。

 記事はまず、ベトナム人消費者がいかに日本ブランドの「バイク」を支持しているかを紹介。1990年代にベトナム経済が安定して成長を見せると、日本をはじめ、中国、米国、ドイツ、韓国など各国のバイクメーカーが続々とベトナム市場に参入したと紹介する一方、最終的には「日本ブランドの一人勝ち状態」となり、ベトナムの巨大なバイク市場の圧倒的大半を日本メーカーが独占する結果になったと伝えた。

 日本のバイクがここまでベトナム人消費者に愛されているのは、なんと言っても「高い品質」のおかげだろう。記事は、中国ブランドの敗因はまさにこの「質」にあり、日本ブランドの3分の1という破格の値段を武器にしても、中国ブランドは質の高い日本ブランドには勝てなかったと伝えた。

 記事によると、自動車市場でも「ベトナム人の圧倒的多数が日本車を選んでいる」そうだ。その理由は「日本の製品は質が高いというイメージ」が根強いためで、「偏見だ」と記事は主張。中国車の質は向上しているのに、日本車のイメージに押されてベトナムでは見向きもされないと不満げだ。記事によると、ベトナムで販売している中国車は安いわけでもないので、選ばれにくいという。

 記事は、ベトナムのバイク市場では日本に「質の差」で負けたと認めているが、自動車市場で負けているのは質ではなく、主に「定着したイメージ」のせいだと強調したいようだ。確かにベトナムには、かつて低品質の中国製バイクで痛い思いをした消費者は多いだろう。中国国内でさえ日本車を選ぶ人は多く、ベトナム人がバイクで実感した「日本ブランドの質の高さ」から、日本車を選ぶのは自然な流れと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)