3人家族の平均食費はいくら?月2万〜3万円に抑えるための節約術

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「わが家の食費は多いほう? それとも少ないほう?」と考えたことはありませんか? 
ほかのご家庭の食費と比較しようとしても、なかなかリアルな数字を聞くことは難しいですよね。

そんな気になる食費のうち、ここでは、とくに3人家族の平均食費に注目。月2〜3万円に抑えるのに役立つ節約術もお伝えします!

3人家族の平均食費はいくら?

子どもが生まれて家族が3人になると、暮らしはますます楽しくなって、夢も広がりますよね。
「いずれはマイホームを」、「教育資金も用意したい」などと考えると、「そろそろ月々の貯金額をもう少し増やしたい」と思うこともあるのではないでしょうか。

そんなとき、おすすめしたいのが食費の節約。なぜなら、食費は家庭によっては万円単位でコストカットすることができる項目だからです。

では食費の節約をするために、まずは3人家族世帯の平均食費について考えてみましょう。

参考になるのは、総務省統計局が毎月行なっている「家計調査」。この調査では、3人家族の平均食費を算出した報告はないのですが、二人以上世帯の平均食費が公表されています。
2018年(平成30年)の家計調査(平均人員数2.98人、世帯主の平均年齢59.3歳)その報告内容によると、二人以上世帯では、平均食費は79,348円。ひと月の平均消費支出287,315円のうち、25.7%を占めています。

いかがですか? 「月に79,348円なら、けっこう食費に使えるな」という印象でしょうか。
でも、ここで注意したいのが、この調査は3人家族のみを対象にしたものではなく、2人世帯や4人以上の世帯も含まれているということ。また、世帯の収入額や家族の年齢も様々という点です。

もし、3人家族のうちの1人が食べる量がまだ少ない子どもだとしたら、食費はもっと抑えられますよね。

「79,348(平均食費)÷2.98(調査をした世帯の平均人員数)=26,626.84…」と計算して、1人あたり26,000円程度。子どもはその半額と想定すると、小さな子どもを含む3人家族なら、月に6万円くらいが平均と考えてみるとよいかもしれません。

3人家族の平均食費の理想は?

実際には、食費にいくらまわしたらベストなのか、といった理想は家庭によって様々です。でも、食費を抑えれば抑えるだけ、当然のことですが、その分のお金をほかに使うことができます。
食費を毎月1万円抑えると1年で12万円、2万円減らすと年に24万円、3万減らすと36万円…。これだけのお金が、貯蓄やほかの消費にまわせるというのは、大きいですよね!

では、さきほど想定した3人家族の平均食費6万円/月について、その半分以下にあたる2〜3万円に抑えることはできないか考えてみましょう。

◎月2万円の場合

ひと月4週間なら20,000(万円)÷4(週間)=5,000円。1週間の食費を5,000円に抑えることができれば、合計2万円で済ませることが可能です。
1週間で5,000円なら、1日あたりの食費予算は3人で700円強。これは素材選びからしっかり工夫しないと、ちょっと厳しいでしょうか…。

家計簿を付けていない人は、まず1週間の家計簿を付けてみて、実際に使っている食費と比べてみましょう。

◎月3万円の場合

30,000(万円)÷4(週間)=7,500円。1週間の食費が7,500円ではいかがでしょう。
1日あたりの食費予算は3人で1,000円強。月2万円に抑える場合と比べると、達成可能な目標に感じられますよね。

これまで平均食費が月6万円だった家庭なら、食費を月3万円に抑えるだけで月3万円、年間で36万円の節約が可能になりますよ。

3人家族の平均食費を抑える節約術が知りたい!

では、具体的にどうすれば食費を抑えることができるのでしょうか。ここでは節約に役立つアイデアを8種類ご紹介します。実践できそうなものから取り入れてみてくださいね。

◎食費の節約術1/外食を控える

外食は楽しいもの。でも、3人家族で外食をすると低価格のお店でも1回で1,000円前後、高いと1万円以上になることも珍しくありません。週の予算7,500円を外食1回で軽く超えてしまうことも…。

月に数回外食に行っていたなら、月に1、2回でも外食する回数を減らすと大きな節約になるはず。また、ランチが外食という人は、週に1、2回お弁当にすることから始めてみてはいかがでしょうか。

◎食費の節約術2/まとめ買いをする

食費の節約に成功している人の多くが、食材の購入は「まとめ買い」をしているようです。
例えば、食材の買い出しは週1回と決めて、1週間分の野菜や肉・魚、卵、乳製品などをまとめて購入。使っているうちに食材が足りなくなったら、週の途中でもう1回だけ買い足しに行く、という方法など。

おサイフに1週間の目標食費5,000円、あるいは7,500円という予算だけを入れてお買い物に出かければ、予算内に収めやすいかもしれませんね。

◎食費の節約術3/買い物リストを作る

買い物に行くと、「あ!これお得!」と無駄なものを買ってしまうことがありますよね。でも節約のために、これは避けたいところ。

そこでおすすめなのが、3人家族1週間分の食材を想定した買い物リストを書くこと。冷蔵庫の中身を確認し、1週間分の献立とそれに必要なものを考え、リストを作って出掛けることで、あとから後悔することがきっと減ります。

一度作ってしまえば、牛乳や卵など定番の食材を軸に、その他の食材を週ごとに替えるという方法で楽しくラクにアレンジしていけそうです。

◎食費の節約術4/「お買い得」表示は気にしない

買い物リストを持ってまとめ買いに出かけてみると、リストにはない食材が「お買い得品」として売り場に並んでいることも。これにはつい手が伸びそうですが、本来は不要なもの。
誘惑に惑わされず、必要なものだけをシンプルに買うように心掛けるとよいでしょう。

◎食費の節約術5/食材をうまく保存する

まとめ買いをすると、消費期限が1週間持たないものも出てきますよね。そこで大事なのが、食材をおいしく保存すること。
例えば、肉類は購入した日に下味を付けて冷凍すれば、無理なく使い切れますし、疲れているときでもサッと料理ができて自炊率もアップします。このように、保存するときにひと手間かけておくと、一石二鳥の効果が期待できますよ♪

◎食費の節約術6/空腹時に買い物へ行かない

買い物をするときに気を付けたいのは衝動買い。とくに、お腹が空いているときやのどが渇いているときに買い物へ出掛けると、余計なものを買ってしまいがちです。

ですから買い物は、できれば空腹でないときに行くのがおすすめ。もし、お腹がペコペコのときにどうしても買い物へ行かないといけない、という状況になったら、アメを一粒舐めるだけでもお腹が少し落ち着きます。ぜひ、試してみてくださいね。

◎食費の節約術7/節約お助け食材を使いこなす

食材のなかでも、コストがかかるのが、肉や魚などたんぱく源となる食材。でも、栄養はしっかり摂取したいので、たんぱく源となる食材を買わないわけにはいきませんよね。

そんなとき、例えばお肉なら、「豚こま切れ肉」や「豚ひき肉」、「鶏むね肉」、「鶏ささみ肉」など100gあたりの価格がリーズナブルな部位は強い味方に。
また、工夫次第でお肉のような食べごたえが生み出せて低価格な厚揚げや油揚げ、高野豆腐、かさ増しにも役立つおからなどの大豆製品を利用するのもおすすめです。

ほか、1年中価格が安定して安いもやしなども、食費の節約に役立つ食材。こうした節約のお助け食材については、料理のレパートリーを増やしておくとよさそうです。

◎食費の節約術8/食材を無駄なく使う

捨ててしまいがちな大根の葉、キャベツの外皮、ニンジンの皮など、いわゆる「野菜くず」は栄養が多い部分。節約上手な人たちは、野菜くずも上手に使っておいしく栄養のある料理を作っているようです。詳しいレシピはのちほど、ご紹介しますね。

3人家族の平均食費を抑えるためのレシピが知りたい!

最後に食費を抑えるのに役立つレシピを8つご紹介。安いお肉でも柔らかくジューシーに感じられるレシピなど、節約していることを感じさせない、見た目にも食欲をそそるレシピを厳選しました! 
食費を抑えたいときに、ぜひ作ってみてくださいね。

まるで鶏もも肉みたい💛柔らか〜ジューシーな『むね肉のから揚げ』の作り方

【材料(2〜3人分)】

鶏むね肉…350g
水…大さじ2
砂糖…小さじ1/3
塩…小さじ1/4
醤油…大さじ1.5
酒・サラダ油…各大さじ1
生姜・ニンニク…各大さじ½
片栗粉…大さじ7〜

子どもも大人も大好きな唐揚げは、「おいしい〜!」と喜んでもらえる味わいに仕上げたいですよね。こちらは、リーズナブルな鶏むね肉を使って、鶏モモ肉に匹敵するほど柔らかジューシーなから揚げを作るアイデアレシピ。あらかじめ水と砂糖、塩に30分ほど「下漬け」しておくのがポイントです。

https://kurashinista.jp/articles/detail/61516

味つけは【カルピス+しょうゆ】だけ!?やわらか豚こまピーマン炒め

【材料(2人分)】

豚こま切れ肉…200g
ピーマン…2個
しょうゆ…小さじ2
カルピス…小さじ2
サラダ油…小さじ1

カルピスの乳酸菌はお肉を柔らかくする、と言われていますよね。そんなカルピスに漬けることで、「豚こま切れ肉がふっくらジューシーになる」と考案者が実感しているレシピ。冷めても固くならないので、夕食のメインディッシュはもちろん、お弁当にもおすすめですよ♪

https://kurashinista.jp/articles/detail/61117

お肉がなくても大満足♡きのこと厚揚げのオイスター煮

【材料(2人分)】

厚揚げ…1枚(約200g)
しめじ…1/2株
エリンギ…2本
ニンジン…1/4本
長ネギ…1/4本
ニンニクのみじん切り…1/2片分
オイスターソース(A)…大さじ1
醤油(A)…大さじ1
水(A)…100ml
片栗粉(B)…小さじ1
水(B)…大さじ1
ごま油…大さじ1/2

「お肉のストックがない!」という日にも役立つ、食べ応えのあるおかず。厚揚げはごま油とニンニクで香りよく、こんがりと両面しっかりと焼いてから煮ることで、お肉がなくても満足できる味わいに仕上がります。きのこやオイスターソースの旨味も食欲をそそります。

https://kurashinista.jp/articles/detail/61324

給料日前でもOK!コスパがよくっておいしい豚肉ともやしの炊き込みご飯

【材料(4人分)】

お米…2合
豚ひき肉…150g
豆もやし…1袋(150g)
ニンニクすりおろし(チューブ使用)…5g
塩・コショウ…少々
醤油…大さじ2
ごま油…小さじ2
醤油…大さじ3
ごま油(たれ用)…大さじ1
砂糖…小さじ1
粉唐辛子…小さじ2
ニンニクすりおろし…小さじ1

お財布に優しいもやしと豚ひき肉の炊き込みご飯。ちょっと変わった組み合わせですが 豆もやしのしゃっきり感とじっくり炒めた豚ひき肉の脂の甘みが絶妙にマッチして美味。そのままでもよいのですが、ビビンバ風の辛いたれを好みでかけて味わえます。

https://kurashinista.jp/articles/detail/50890

生姜deぽかぽか?豆腐とひき肉のとろみスープ?【#簡単レシピ#節約#おかずスープ】

【材料(2人分)】

豚ひき肉…80g
木綿豆腐…200g
生姜…1/2かけ
片栗粉…小2
ごま油…小1
水…400ml
鶏がらスープ…大1/2
醤油…小1
塩、こしょう…少々
万能ネギ(あれば):適量

こちらは豚ひき肉をスープに。ちぎった木綿豆腐をたっぷり入れるので、お肉は少量でもボリューミーな雰囲気に仕上がります。シンプルな材料で、ササッと作れるのもいいところ。とろみのあるスープなので冷めにくく、寒い日にぴったりですよ。

https://kurashinista.jp/articles/detail/61582

美味しい外葉は捨てないよ♪ キャベツの外葉のかき揚げ風

【材料(2人分)】

キャベツの外葉…4枚
おからパウダー(微)…大さじ2
カレー粉…小さじ1弱
たまご…2個
塩…2つまみ
米油…大さじ2

繊維が硬く青臭いので、捨ててしまいがちなキャベツの外葉。そんな外葉だけで作るかき揚げ風の一品です。できるだけ細い千切りにし、カレー粉で外葉の臭みを消すことで、やみつきになるほどおいしく仕上がるのだとか。少ない油で焼くので、大量の揚げ油も不要ですよ♪

https://kurashinista.jp/articles/detail/61812

まるでお肉☆高野豆腐でドライカレーのレシピ

【材料(4人分)】

高野豆腐…4個
玉ねぎ…1/2個
にんじん…1/2本
いんげん…5本くらい
ピーマン…1個
コーン…お好みの量
しめじ…1/2パック
コンソメ(顆粒)…小さじ1
ケチャップ…大さじ4
ウスターソース…大さじ1
酒…20cc
にんにく…少々
カレー粉…大さじ2

お肉の代わりに高野豆腐を使って、家計に優しく、ヘルシーなカレーに。高野豆腐は言われなければお肉と間違えるくらい、食感がお肉そっくりに仕上がるのだとか。野菜は冷凍ミックスベジタブルで代用すると、さらに手早く作れますよ。家庭の定番カレーにしてみては?

https://kurashinista.jp/articles/detail/18757

余ったパンの耳で〜具材もたっぷりパンの耳ピザ

【材料(直径20cmのフライパン1個分)】

パン(8枚切り)の耳…6枚分
卵…1個
牛乳…大さじ2
パルミジャーノ(粉チーズでも)…大さじ1
塩・コショウ…少々
トマトソース…大さじ2
溶けるチーズ…70g
ウインナー…2個
ピーマン…1/2個
プチトマト…6個
コーン(缶詰)…20g

パンの耳が、華やかなピザに変身! 具材もウインナー、卵、プチトマトをはじめ、おうちにある好みの食材をトッピングできます。パン屋さんでパンの耳を安くゲットできたり、パンの耳が余ってしまったりしたときに作ってみてはいかがでしょうか。

https://kurashinista.jp/articles/detail/61579

まとめ

食費が6万円としたら、それを2〜3万に抑えるだけで余剰金が年間36〜48万円に! これは大きいですよね。
しかも、買い物方法やレシピを工夫すれば、節約中でもおいしく楽しい食生活をキープすることは難しくないのかも?!
これまで気にしていなかった人も、さっそく今日から食費の節約、始めてみませんか?

文/北浦芙三子