香川真司【写真:Getty Images】

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同点の後半35分に決勝弾、現地紙称賛「カガワが勝利に導いた」

 海外サッカー、スペイン2部サラゴサの日本代表MF香川真司が決勝点となる今季2点目を決めた。15日に行われた第5節のエストレマドゥーラ戦でフル出場、後半35分に鮮やかなパスワークから、最後はダイレクトで叩き込んだ。完全にレギュラーを掴み、結果を残した香川に対し、現地メディアも「素晴らしいプレーを見せた」「見事」と賛辞を連発している。

 香川の一撃がチームを勝利に導いた。1-1で迎えた後半35分だ。香川も絡んだ鮮やかなパスワークから、左サイドへボールを展開。FWルイス・スアレスのパスに対して、背番号23は巧みにマークを外し、右足ダイレクトで流し込んだ。

 勝ち越し弾に歓喜を爆発させる香川。スタンドのサポーターへ向け、力強いガッツポーズを繰り出し、大歓声を浴びていた。

 チームを勝利に導いた活躍にスペイン紙「as」は「ドワミーナ、カガワ、そしてルイス・スアレスが勝利に導いた」のタイトルで抜群のコンビネーションで奪った得点に脚光。「日本選手は後半に入るとエグアラスとともに素晴らしいプレーを見せた」と称賛を送っている。

 またスペイン紙「マルカ」でも「コロンビア選手(ルイス・スアレス)、エグアラス、そしてカガワが見事にプレー。ストライカー(スアレス)が日本選手に完璧なアシストを出すと、カガワがそれを押し込んだ」と息ぴったりのパスワークから奪った得点を高く評価していた。

 周囲との連携もみるみる向上している香川。開幕から4勝1分と好調のチームを確かに牽引している。(THE ANSWER編集部)