日本の南極観測は今年、70年を迎える。日本から約1万4000キロ離れた極寒の地で延べ約3600人の隊員がバトンをつないできた観測は、地球規模の課題解決だけでなく、日々の我々の暮らしも支えてきた。隊員延べ3600人、草創期は苦難日本の南極観測は国の事業として実施され、気象庁や国土地理院、大学の研究者のほか、民間企業も参加する。一つの観測隊は夏季の3か月間活動して帰国する夏隊と、1年を通して滞在す