暴対法の施行や暴排条例の制定によりヤクザ組織が弱体化している。現在、彼らの懐事情はどうなっているのか。ノンフィクションライターの溝口敦さんの書籍『やくざは本当に「必要悪」だったのか』(講談社+α新書)より、紹介する――。■バブル期には「年収1477万円」に上った暴力団の経済面、つまりシノギの変化を見よう。警察庁の調査によれば、バブル盛期(1989年)、暴力団の構成員は約8万8000人(2023年は総数が2万400人)