裸一貫から一代でトヨタ・松下・日立を超える高収益企業「アラビア石油」を作った破格の傑物、山下太郎──。父親との衝突を経て、太郎は「人生とは勝負の大きさ」と語り、「ヤマ師」と呼ばれることを誇りとするようになる。「ヤマ師で結構!」と父親に言い放った一言には、世間の評価や既成の枠に縛られず、自らの信じる道を突き進む覚悟と誇りが込められていた。この連載では、山下太郎の波乱万丈の生涯を描いたノンフィクション