東北初「IKEA仙台」17日オープン 災害時には物資供給

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 イケア・ジャパンが、東北地方初のストアとして「IKEA仙台」を7月17日にオープンする。約16,000平方メートルの売場におよそ7500点の商品を展開し、地域の傾向を反映してベッドルームのルームセットの面積を既存店舗よりも大きく確保。立川店と同様に公共交通機関での来店を促するため、カラフルなテキスタイルシートでラッピングしたシャトルバスを仙台駅東口から期間限定で運行させる。

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 「IKEA仙台」は大規模な再開発が進むあすと長町に位置し、JR長町駅から徒歩5分圏内に出店。2階にショールームとマーケットホール、1階にセルフサービスエリアを設けるストア構成は立川店と同様だが、オープン前に行った住宅訪問調査のデータで寝室の大きさが他地域に比べて約2畳広いことから、寝室のルームセットは面積を拡大展開して親子で川の字で寝られるアイデアなどを提案する。押し入れを使った収納や和室の利用も多く「ポテンシャルを感じている」(イケア・ジャパン・広報)という。2階のレストランでは自主精算機を初めて導入。スタッフがレジ打ちしたレシートのバーコードを自主精算機に読み込み会計する仕組みで、人気のレストランの待ち時間解消に繋げる。オープン後の渋滞対策として、駐車料金は1,000円の有料化を8月末まで導入すると共に「手ぶらdeボックス」の利用料金を500円に値下げ(8月末まで)して公共交通機関の利用を促進する。

 イケア・ジャパンは、2011年3月におきた東北地方太平洋沖地震の被災地に対して緊急支援物資を提供し、同年9月には復興支援を目的に仙台市泉区にミニショップを開設。早期のストア化を目標に取り組んできて「近隣住民やサプライヤーはオープンを心待ちしてくれていたようだ」(IKEA仙台ストアマネジャー イーマン・モンファレッド)という。2013年8月には、船橋市に続き仙台市と防災協定を締結。サステナビリティの取り組みとして、災害時に寝具等の支援物資を供給する。

 「IKEA仙台」は国内8店舗目になり、イケア・ジャパンでは2020年までの国内14店舗体制に向けて今後、前橋と広島に新店舗をオープン予定。愛知県長久手市への出店交渉は進行しており、将来的には北海道・札幌市周辺にも店舗を構える方針だ。2016年を目処にEコマースサイトを開設予定。国内の総売上高は好調に推移しており、2014年度は前年度の実績(約728億円)を上回る見込み。

■IKEA仙台
 住所:宮城県仙台市太白区あすと長町2-1-1
 駐車場:約700台
 従業員:約250人(約8割が仙台市および周辺地域から採用)
 営業時間:2014年7月17日〜9月30日 10:00〜21:00
      2014年10月1日以降 日〜金 10:00〜19:00
                土・祝 10:00〜21:00
 ※1月1日は定休