10日に行われたセリエA第12節、ユヴェントス対ナポリの素晴らしい一戦は、いつもの観客の問題で台無しにされてしまった。「地域差別」とウルトラスの“闘い”は続いている。ユヴェントスのサポーターたちは試合中、何度もナポリに対して侮辱的なチャントを歌った。

これにより、ユヴェントスのウルトラスが陣取るクルヴァ・スッドは、次のホームゲームであるウディネーゼ戦(12月1日の第14節)で閉鎖される可能性が高まった。クルヴァ・スッドはすでに執行猶予つきの処分を科されており、今回は処分が保留とはならないだろう。

また、ユヴェントスサポーターは試合中、噴火している様子のヴェスヴィオ火山の横断幕を掲げ、「さあ、笑い飛ばそう。ヴェスヴィオよ、オレたちを炎で洗い流せ」という文言を加えた。これにナポリのサポーターたちは拍手で返している。

だが、ユーヴェサポーターからは、「お前はナポリ人、オレは違う」とのチャントも飛び、ナポリサポーターからは「(ヘイゼルの悲劇を連想させる)リヴァプール、リヴァプール」のチャントが返された。

ユヴェントス・スタジアムの責任者は観客に、発煙筒の使用と差別チャントの中止を求めたが、ユヴェントスのクルヴァからは「オレたちは好きなようにやる」と返答。最後には、「これで注目はすべてオレたちに」と皮肉的な横断幕が掲げられた。

さらに、しまいにはナポリのサポーターがユヴェントス・スタジアムのトイレを壊すなどの事態となった。