阪神・梅野隆太郎 苦労が報われた1085日ぶりの一発 ファームスタッフに「恩を返していくしかない」
◇セ・リーグ 阪神6―3巨人(2026年5月24日 東京ドーム)
阪神・梅野は、鳴り響く梅野コールを心に刻んだ。「久しぶりだけど、大きな声で呼ばれるのは、いつになってもいい。感謝、感謝です」と背番号2は晴れ舞台の感激をいつもより長く味わった。
「チームがね、勝って休みを迎えられる。それが本当にうれしい。みんなが頑張ってつくり上げた連勝なので」
3年ぶりの快音が飛び出したのは、0―0で迎えた5回1死だった。竹丸の133キロカットボールを左翼スタンドに放り込んだ。23年6月4日のロッテ戦(甲子園)以来、実に1085日ぶりの一発。セ・パ交流戦で才木が当時ロッテの佐々木朗(現ドジャース)と投げ合い、勝利した試合だった。
東京ドームでの伝統の一戦では22年8月3日以来1390日ぶりのアーチ。決勝本塁打も21年5月30日の西武戦(メットライフ)以来だ。長かったブランク。その間の苦労も報われた。開幕を2軍で迎えても、出番が減っても、決して後ろを向くことはなかった。「ファームのスタッフさんが有意義な時間をつくってくれたから今がある。恩を返していくしかないので」と言葉に力を込めた。
「出たときにベストを尽くす。それは当たり前。こうやって喜べる日をたくさんつくりたい」。才木とのコンビは今季3勝1敗。梅野の戦いはまだ続く。 (鈴木 光)

