描かれた原画や動画は何重ものチェックを経て、1枚に仕上がります。今作では、数万枚を描いていく途方もない作業です。こうして出来上がるアニメーション映像に命を吹き込むのが、声優です。

■timelesz 佐藤勝利さん
「夏目誠というキャラクターに共感する部分がたくさんあった。温かい気持ちになったりとか、温度感みたいなものを声に乗せてしっかり映画になったときに伝わったらいいなと思った。」

声優初挑戦の佐藤さんに続いて、もう一人この映画で声優デビューの人が-

■岡拓哉アナウンサー
「勝手が違いすぎて・・・変な汗をかいてきました。」

今回、岡アナウンサーもある役で映画に参加させていただくことに。
鈴木監督や制作スタッフが見守るなか-

■岡拓哉アナウンサー
「(ガイド音声:ここに葉山煌って子来てねぇろっか?)お二人との関係性は?(ガイド音声:家族です!)そうですか、少々お待ちください。」

まだ完成前のため映像はお見せできませんが、事前に収録されたガイド音声と会話する形で声を吹き込みます。

■音響監督 高寺たけしさん
「相手がだれで何をしゃべっているのかをイメージして。どうしても台本に目が行ってしまいがちだが、画の中の先生が岡さんなので。イメージが必要な仕事。」

さて、今回 岡アナが担当する役柄が登場する場面は、長岡高校です。ヒロインの煌が、東京の高校から転校する先として劇中で描かれています。じつは、長岡高校の卒業生でもある岡アナ。今回、母校の教師役で出演します。

収録中、音響監督の高寺さんから要望が-

■音響監督 高寺たけしさん
「思ったのが、現地の方言や言葉でしゃべってもらっていいと思う。先生は地元の先生という設定なので、ほかの人は割と標準語でしゃべっているが、ニュアンスが出せるのであれば現地の言葉にしてもらった方が雰囲気が出るのではないかと。」

急きょ、標準語で書かれた台本のセリフを探り探り長岡弁に変更。

■岡拓哉アナウンサー
「お二人とはどんな関係らか・・・」
■音響監督 高寺たけしさん
「いいです、いいです。」

■岡拓哉アナウンサー
「ここには来てねぇみてぇらな~。」
■音響監督 高寺たけしさん
「あ~そんな感じ。すごい良いですね。要は生徒年代の子としゃべっているので。標準語よりその方がいいと思います。」

そのほかのセリフもすべて長岡弁に。

■岡拓哉アナウンサー
「お待たせしました~。ここにはきてねぇみてぇらな~。」
■音響監督 高寺たけしさん
「いいんじゃないですかね、いいと思います。」
■鈴木慧監督
「『そうらか~』のときだけでも、もう少し明るく言った方が・・・。」
■音響監督 高寺たけしさん
「若干笑顔と言うか、愛想よくもらっていいですか?」

約30分の収録。何とかOKをいただきました。

■鈴木慧監督
「言葉の意味を持った感情をどれだけ乗せていただけるか。画も合わせた表情だったり空気感をどれだけ作れるかを気にして作っている。」

丸3日以上かけてアフレコに挑んだ佐藤勝利さん。映画を通して、平和をつなげていきたいと語ります。

■timelesz 佐藤勝利さん
「僕が演じた誠は人と関わるのが苦手で自信が持てない高校生ですが、煌との出会いで運命が変化していきます。今年の夏は『きみはな』ぜひ劇場でご覧ください。」