スペインで“70歳のGK”が出場か、キング・カズを大幅に超える出場記録に? 70歳にして炭鉱夫からGKへと再び転身
スペイン5部リーグで、今週末に記録が更新されるかもしれない。CDコロンガは日曜のプラヴィアーノ戦に向けて、御年70歳のGKアンヘル・マテオス・ゴンサレスをメンバーに加えた。
マテオスが出場すれば、スペインリーグの公式戦最年長出場記録を更新することになる。『BBC』などによるとマテオスは43歳で現役を引退、炭鉱夫として働いていたが、今季はクラブのゴールキーパーたちをサポートし、指導する役割を担っていた。その功績が認められ、試合メンバーとして登録されたのだという。
「これは記録でもなければ、珍しい出来事でもありません。これは敬意を表するものです。私たちは炭鉱夫として働き、人生を仕事とサッカーに捧げてきた男について話しているのです。これは数字の問題ではなく、価値観の問題です。もし誰かが彼の年齢だけに注目するのなら、それは本質を見誤っています。マテオスがプレイするのは彼が70歳だからではありません。その資格を得たからです」
ゴンサレスは地元紙『El Comercio』のインタビューも受けている。
「今週は彼ら(チーム)と一緒に練習するつもりだけど、前半だけなのか、それともどうなるかはまだわからない。今でも、機敏に動けると感じているよ」
「私が(サッカーを)始めたころは、ほとんど別のスポーツだった。ボールも、ピッチもね……。昔はゴール脇に大鍋を置いて、審判に見つからないように、ピッチが泥だらけになった時に水を汲み出していたものだよ。当時はピッチが泥だらけになるなんてほぼ毎日のことだったからね」
英『Daily Mail』は、それでも彼は世界最年長のサッカー選手にはなれないと伝えている。現在、2019年にイスラエルのイロニ・オル・イェフダというチームで活躍した73歳のGKイサーク・ハイクがその称号を受けている。また、「多くの人が59歳で現役を続ける日本のレジェンド、三浦知良こそが史上最高齢のサッカー選手だと主張しているが、ハイクの出場はギネス記録によって確認・認定されたものであるため、公式に歴史に刻まれている」と同紙は綴っている。ゴンサレスはハイクには及ばないが、出場すればキング・カズの公式戦出場記録を上回ることになる。
CDコロンガはリーグ10位であり、残り2試合で昇格も降格も関係のない位置にいる。ゴンサレスの出場は十分にありうる話であるようだ。
