鈴木おさむが「ヤンキーは時代劇に並ぶ日本のメインカルチャー」と断言するワケ
◆■ 第五次ヤンキーブーム到来
鈴木 「ヤンキーブームというのが何年かに一度来るんですよ。私が53歳で、80年代の『ビーバップハイスクール』の世代なんですが、おそらくそこが第二次ブーム。それから時を経て、今を勝手に第五次ヤンキーブームと呼んでいます。ヤンキーがもう日本のカルチャーになっているなと感じていて、その文化を可視化したかった。昔ヤンキーだった人には懐かしく興奮してもらって、若い子には『本当にこんな人いたの?』と驚いてもらいたい」
今年2月に大宮で開催された第1回は、記者発表後に佐田のYouTube「SATAbuilder’s」での告知も大きな後押しとなり、想定を超える来場者を集めた。その反響を受け、今回は丸井北千住店のゴールデンウィークという勝負期間に、さらに大規模な会場を確保。コンテンツも大幅にパワーアップした。
佐田 「事前にYouTubeの撮影で入ったとき、1時間あれば回りきれると思ったら全然だめで。3分の2ぐらいしか回れなかった(笑)。前回と違って試着もできるし、バイクにも触れるし、アミューズメントパーク的な要素がものすごく増えている。ゴールデンウィークに家族で来ても1日中楽しめる場所になっていると思いましたよ」
◆■ 乗れる、着られる。体験型ヤンキー空間
前回「乗りたかった」という声が多数寄せられたバイクは、今回ついに試乗可能に。改造原チャリ・改造チャリも用意され、特攻服や学ランを着たまま乗り物に乗るという、当時さながらの体験ができる(室内開催のためエンジンはかけられないが、自転車は実際にこげる)。
佐田 「岩橋さんがペダルを踏むとバイク音が鳴るようにカスタムしていて、ハンドルにも音が鳴る仕掛けが施されているんです。ラッパもついていて、俺、30分ぐらいずっと乗ってましたよ(笑)」
岩橋 「今、公道で乗ったら違反になるやつ(笑)。当時、中学生がああやって乗っていたんですよ。今ここでしかできない体験です。改造チャリ、人生で初めて作ったんですけど、大人がやるとプラモデル感覚で意外と楽しくて。乗っても楽しいし、愛着が湧いてしょうがない」
◆■ 「ヤンキーの部屋」の細部に宿るリアル
会場のハイライトのひとつが、山下メロ氏監修による「ヤンキーの部屋」の完全再現エリアだ。部屋の中には入れないものの、椅子に座ると視界が変わる仕掛けがあり、奥へ踏み込むほどに細部の発見が続く。
佐田 「座ったら見えてくるんですよ、昔のVO5の缶スプレーとか、タクティクス香水、ビリヤードの玉の灰皿、トルエン缶、宮沢りえの『サンタフェ』まで(笑)。細かい発見が本当に楽しかった。力を見せたいから筋トレ器具も置いてあるんですよね、鉄アレイとかエキスパンダーとか」
◆■ 佐田の私物「渡り百センチ」ボンタンが降臨
