閉店の「名鉄百貨店」 地下の売り場一部“復活”へ 2030年3月までビル温存 専門家に聞くビルの活用方法
名古屋駅前再開発の行方は…
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(名古屋鉄道 髙粼裕樹社長 2025年12月)
「公共交通の利便性向上と魅力ある街づくり・地域づくり。これに取り組む姿勢は、私の中で今後も決して揺らぐことはない」
2025年の暮れ、突然発表された名鉄名古屋駅一帯の再開発計画の見直し。本来、エリア中核の名鉄百貨店が閉店次第ビルを解体し、2027年度には新たなビルの着工に取りかかるはずでした。
しかし、資材高騰や人手不足などが災いし計画は事実上白紙に。
一方、名鉄百貨店は当初の予定通り今年2月に閉店。残されたビルの取り扱いが注目されましたが、百貨店本館ビルを少なくとも2030年3月まで残す方針であることがわかりました。
6月下旬に地下1階を再オープン
(松本道弥アナウンサー)
「名鉄百貨店は名鉄名古屋駅と繋がっており、アクセス抜群でした。階段を降りるとすぐ改札があります。この地下1階で新たな動きがあったということです」
かつて和菓子店などが入っていた、本館地下1階の改札前売り場を「復活」。10店ほどの規模で、今年6月下旬に再オープンさせます。
(街の人)
Q.土産物売り場でまた営業が始まることに
「なくなっちゃうのかなと思っていたので残るのはよかった」
Q.6月から営業再開するかも
「また一回来てみたい」
専門家に聞く ビル温存どう思う?
専門家は…
(中部圏社会経済研究所 長谷祐主任研究員)
Q.2030年3月まで残す方針を固めたがどう思う?
「名鉄百貨店のビルが取り壊せなくなったことを前提に考えると、一番お客さんとの接点が近いであろう低層階をいかしながら営業を続けていくのは、ひとつの手段なのかなと思う」
2階以上の活用は?
現在、百貨店の旧メンズ館ビル1階では地元物産に特化した「名鉄商店」が営業を継続中。ナナちゃん人形と一緒に駅前を守っています。しかし、2階より上の今後は不透明…
(長谷主任研究員)
Q.2階以上が空なのはもったいない
「もったいないと思う。上の階を使うとなると、もともと(上の階の)経営が良くなかったと伺っているので、そこを活用するとそれはそれで赤字が膨らむと思う」
”売り場復活” 賑わい確保は?
小規模ながら決まった売り場復活。今回の決定は、賑わい確保に貢献できるのでしょうか。
(長谷祐主任研究員)
「そこに“行く理由”が欲しい。イベントなどをしながら、ここに来ないと買えないものをいかに作っていくか。名鉄ブランドを組み合わせられれば、さらにいいと思う」
