年会費「2万円」のゴールドカードを検討中ですが、家族に「旅行しないなら持つ意味がないのでは」と言われて迷っています…あまり旅行しない人でも年会費の“元を取る”ことはできるのでしょうか?

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「年会費2万円」が高いかどうかは、一概には判断できず、カードの利用状況によって評価が分かれるといえます。   旅行特典を利用しない場合には負担に感じることもあるかもしれませんが、日常の支払いを集約し、ポイント還元や各種優待を活用することで、年会費を上回るメリットを得られる可能性もあります。   本記事では、旅行関連サービスに依存せず、年会費に見合う価値を引き出すための具体的な活用方法について整理していきます。

年会費2万円は回収できる? 通常ポイントとボーナスポイントの仕組みを解説

年会費が2万円程度のゴールドカードやプラチナカードを検討する際には、まずポイント還元率と付帯特典の内容を確認することが重要です。特に旅行関連サービスを利用しない場合には、日常の支払いをカードに集約し、安定的にポイント還元を受けることが、年会費に見合うメリットを得るための基本的な考え方といえるでしょう。
例えば、あるクレジットカード会社のプラチナカードの場合、通常還元率は1%ですが、年間の累計利用金額100万円ごとに1万ポイントの継続特典が付与されます。
年会費は3万3000円と、今回のケースにおける2万円を上回りますが、年間200万円を決済する人であれば、通常ポイントの2万ポイントに加え、継続特典の2万ポイント、合計4万ポイント(4万円相当)を獲得できる計算です。
これにより、年会費を差し引いても7000円のプラスとなります。旅行特典を利用しなくても、日常の決済によるポイント還元やボーナスポイントを活用することで、年会費に見合うメリットを得られる可能性があります。
 

旅行以外のお得な特典! 1回で数千円から数万円以上浮くケースもあるグルメ・エンタメ優待

空港ラウンジや旅行保険を使わない人にとって、年会費2万円の価値をより実感しやすいのがグルメ優待でしょう。多くの高価格帯カードには、全国の厳選されたレストランで指定のコース料理を2名以上で予約すると、1名分の料金が無料になるサービスが付帯していることがあります。
さらに、エンターテインメント特典も見逃せません。演劇やコンサートの先行予約ができるだけでなく、一般販売より安く購入できる場合もあります。また、スポーツクラブなどの施設で最大90%割引の優待サービスを提供しているカードもあり、頻繁に利用すれば年間の割引額は大きくなるでしょう。
 

スマホ修理に対応しているケースも! 旅行保険以外の特典で元を取る

ゴールドカード以上のステータスカードでは、旅行保険に加えて、日常生活におけるトラブルに対応する補償が付帯している場合があります。中でも、スマートフォンの修理補償は、実用性の高い特典のひとつといえるでしょう。
年会費2万円クラスのカードの中には、スマートフォンの画面割れや水濡れなどの修理費用、盗難による買い換え代金などを年間最大3万円程度まで補償してくれるものもあるようです。
通常、キャリアの補償サービスに加入すると月額500円から1000円程度のコストがかかりますが、これがカードに付帯していれば、年間で約6000円から1万2000円前後の固定費削減につながるでしょう。
 

まとめ

年会費2万円のゴールドカードで元を取るためには、年間の決済額と特定サービスの利用頻度が鍵となります。年間の決済額によっては、通常のポイント還元や継続特典だけで年会費相当の価値を確保できる可能性があります。
さらに、レストラン優待やスマートフォン補償といった日常的に活用しやすい特典を組み合わせることで、旅行関連サービスを利用しない場合でも、年会費を上回るメリットを得られるケースも考えられます。
また、年会費2万円クラスのカードには、専任コンシェルジュや24時間対応のサポートデスクなど、目に見えない「時間の節約」という価値も含まれていることがあります。
自身のライフスタイルを踏まえたうえで、ポイント還元や日常的に利用できる優待サービスに一定の価値を見いだせる場合には、年会費2万円は必ずしも高い負担とはいえないでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー