仏の名俳優ジャン・レノ「私の人生の歩みを語りたい」 日本で自叙伝的一人舞台を開催 大の親日家で「とにかく日本にいると幸せ」
フランス人俳優のジャン・レノが22日、都内で一人芝居の舞台「らくだ」(ジャン・レノ作、ラディスラス・ショラー演出)の記者懇談会を行った。
映画「ニキータ」「レオン」などで知られ、フランス、アメリカと渡り歩いた世界的名優の自叙伝的一人舞台。人生に深い影響を与えた出来事を、出演映画の記憶と重ねて音楽と言葉で鮮やかに描く。レノの「今まで築いてきたキャリアや名誉から離れて素な自分の舞台を作りたい」という思いから、日本での公演が決まった。
自分の人生を表現した今作に「私の人生の歩みを語りたいという願いがあった。私は俳優ですけど、演じる役柄は私ではない他人。なので、これまでの歩みを子どもたちに伝えたいという欲求があった」と語り、「(日本において)私は何者なんだ、誰なんだ、どこから来たんだってことを皆さんにお届けしたい。根底にあるのは人間としての私を見せたい」と力強く語った。
日本では、非営利団体「ノーベル・サスティナブル子供親善大使」と「ユナイテッド・ワールド・スクールズ」をサポートするほどの大の親日家。日本の魅力に「お芝居のセリフの中にあるんですけど、どうして好きなのかって理由を言うのは難しい。香水の香りを分析をすることができないのと同じこと。だからディテールで説明することができない。とにかく日本にいると幸せ」とほほ笑んだ。
舞台は5月10〜24日に東京・豊島区の芸術劇場シアターウエストで上演。その後、全国11都市を巡る。
