「Googleマップに悪質なクチコミを投稿して削除料金を請求する手口」を防ぐ機能が登場

Googleマップには飲食店やサービス施設などのクチコミが大量に投稿されていますが、悪質なクチコミが投稿されることもあります。そんな悪質なクチコミの掲載を防止するための3つの機能が2026年4月16日に発表されました。
New ways we’re protecting businesses on Maps
https://blog.google/products-and-platforms/products/maps/new-ways-were-protecting-businesses-on-maps/
Googleは悪質なクチコミの例として「事実と異なる星1のクチコミを投稿し、クチコミの削除と引き換えに施設管理者に金銭を要求する」という手口を挙げています。これらの悪質なパターンを自動認識できるようにシステムが更新され、悪質なクチコミの公開を阻止できるようになりました。
また、悪質なクチコミが急増した場合は新規クチコミの投稿を一時停止し、施設管理者に通知を送信します。さらに、施設情報の上部にクチコミ一時停止を示すバナーが表示されます。この保護機能は今後数週間以内に世界中で利用可能になる予定です。

◆悪質な修正提案をGeminiで検出
Googleマップでは、地図に掲載されている各種情報の修正をユーザーが提案できます。しかし、政治的なコメントなどを地図に追加する行為をGoogleが禁止しているにもかかわらず、監視システムの目をかいくぐってGoogleマップ上の情報がポリシー違反の内容に修正されてしまうことがありました。Googleは悪質な修正提案の検知にGeminiを活用し始めており、地域特有のニュアンスなども高精度に検知できるようになったとのことです。
◆施設情報の編集監視機能
Googleマップでは店舗の営業時間や一時休業など、記載されている施設情報についても一般ユーザーが修正を提案できます。2026年4月からは営業時間に関する修正提案があった際に、適用前に施設管理者にメールで確認する機能が追加されました。メールは認証済みの施設管理者に対して送信されます。

なお、Googleが公開したレポートによると、2025年に公開されたGoogleマップのクチコミ総数は11.4億件で、最もクチコミの多いカテゴリはフード・ドリンクだったそうです。
