【注意】実は違う「4月病」と「5月病」 それぞれの症状は? 心と体を守るために
新年度が始まって2週間余り。4月病や5月病と呼ばれる不調が起きやすくなる時期です。新しい環境に適応する中で、どのように自分の心と体を守ればよいのでしょうか。
新年度、多くの人が戸惑いを感じる、新しい環境や人間関係の変化。福岡の街の人に聞きました。
■街の人
「昼夜逆転していたので、朝は起きられなくて、おなかが痛くなったりしましたね。」
「子どもを産んで育休明けは、ずっと子育てメインだったから復帰の時は差がすごくて、仕事に慣れるまでしんどかったです。」
「生活リズムに慣れるのが大変だったと思うけれど、今は慣れてきました。睡眠が取れなくなったりしました。」
■アイさくらクリニック・木村昌幹 院長
「この時期は、一般的な時期よりも2割くらい受診する患者が多くなります。4月病や5月病といわれる方が、そろそろ受診されるような時期ですね。」
入学や就職など、新しい環境に適応する過程で起こる4月病と5月病。木村院長によりますと、その状態には大きな違いがあるということです。
4月病は、新しい環境の変化になじもうと頑張り過ぎて「ストレスで緊張している状態」。
不安、眠れない、疲れやすい、食欲がない、といった症状がサインです。
一方、ゴールデンウイーク明けに増える5月病は、張り詰めていた糸が切れて頑張れなくなり、「エネルギーが切れた状態」です。
朝起きられない、やる気が出ない、集中力の低下などが特徴です。
■木村院長
「医学用語では、軽度のうつ病や適応障害、急性ストレス反応に相当します。女性は不安の症状が多く、男性は無気力。そういった形で出る方(が多い)。」
自分の心と体を守るために大切なのが、頑張り過ぎないことです。
具体的には、しっかり睡眠を取ること。睡眠不足は、うつ状態を招く大きな要因だということです。
そして、誰かに話を聞いてもらうこと。今の気持ちを話し、共感してもらうことが有効だということです。
■木村院長
「オーバーワークになっていると思ったら、潔く頑張り過ぎない。あとは自分を責めない。できていないことを責めない。」
誰もがなりうる新年度の不調。頑張り過ぎない心の余裕を持って、日常になじんでいきましょう。
※FBS福岡放送めんたいワイド2026年4月16日午後5時すぎ放送
