特殊詐欺の被害額は約9億5,500万円と激増 警察庁推奨アプリなどの活用で被害防止を【岡山】
被害が後を絶たない特殊詐欺について、警察庁が今月(4月)1日から統計上の分類を変更しました。
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これまで、特殊詐欺とは分けられていたSNS型の投資詐欺やロマンス詐欺が、特殊詐欺の手口の中に。また、「オレオレ詐欺」に含まれていた「ニセ警察詐欺」が、独立した1つの手口として位置付けられるようになりました。
岡山県でも被害は激増 歯止めがかからない特殊詐欺
エリアでも多額の被害が出ている特殊詐欺。心構えや対策について岡山県警の担当者に聞きました。
(岡山県警察本部生活安全企画課 小川俊幸さん)
「昨年1年間も岡山で大きな被害がありましたが、今年に入ってからも昨年を上回るペースの被害が出ておりますので、被害自体は大きく増えていることは間違いないのかなというふうに重く受け止めております」
今年に入っても被害に歯止めがかからない特殊詐欺です。2月末時点の岡山県の被害額は約9億5,500万円で、去年の同じ時期と比べて約6億7,800万円の激増。手口としては、SNS型投資詐欺が最多で、被害額は約5億7,720万円となっています。
また、香川県では、前年比では減少しているものの3月末までにSNS型をのぞいて2億円以上の被害が出ています。
(岡山県警察本部生活安全企画課 小川俊幸さん)
「自分は大丈夫だと、自分はだまされないというふうに思ってしまうのが一番危ないということで、自分もいつかだまされるかもしれないというところを意識をしていただいて対策をしっかりしていただく」
警察庁推奨のアプリを活用して被害防止を
最近では特に、警察官をかたる「ニセ警察詐欺」が増えているということですが、こうした多くの特殊詐欺は、犯人による電話を使っての接触が発端です。どのような対策があるのか。一つとして上げられたのが警察庁推奨アプリです。アプリでは、警察の情報などをもとに作られたデータベースを活用して着信があった瞬間にその番号を照合。詐欺の恐れがある番号と一致した場合には「警告表示が出る」などといったものです。アプリは2つあっていずれも無償で、基本的な対策とあわせて活用してほしいということです。
(岡山県警察本部生活安全企画課 小川俊幸さん)
「すべての詐欺電話をブロックできるというわけではないので、やはり、基本的なところとして、電話にでる前に電話番号、誰からかかってきたのかというところ。非通知かどうか、知っている番号かどうかというのを確認したうえで出ていただくということを前提にしながら、こういったアプリを使っていただくことで犯人と接触する機会を大きく減らすことができると思いますので、それによって特殊詐欺の被害を防ぐということにつながっていくのではないかなというふうに期待しています」
警察庁推奨アプリは検索サイトなどで「警察庁推奨アプリ」で入力すると見つけることができるということです。
