ことしは台風の発生が多い? 実はかなりのハイペース 気象予報士が解説
東杜和(ひがし・とわ)気象予報士のお天気メモです。現在、台風4号が発生しています。そこで、テーマはこちらです。
「ことしは台風の発生が多い?」
まず、ことしはすでに台風1号から台風4号まで発生していますが、これはかなりのハイペースです。
過去10年間の台風4号が発生した日付を見ると、大体7月ごろ、早くて6月というところですが、ことしは4月10日に発生しました。圧倒的にペースが速いです。
問題はこのままハイペースでいくかどうかですが、個人的には夏場に台風発生ラッシュとなるかもと考えています。
この夏、何が起きそうか、簡単に説明します。
通常は夏になると、夏の高気圧である太平洋高気圧が日本列島付近で勢力を強めます。しかし、ことしはエルニーニョ現象が発生する可能性が高いため、太平洋高気圧が育ちにくい状況になりそうなんです。
高気圧が育ちにくいということは、裏を返すと低気圧なら育ちやすいということです。
特に今後は沖縄の南で普段より低気圧が発達しやすい状況になる可能性があり、ことしは例年より台風の発生が増えるかもしれません。発生が増えるだけでなく台風そのものも発達しやすく、平常時よりも中心気圧が低くなったり、寿命が長くなることも考えられます。
ことしの夏は暑さもですが、大雨にも注意・警戒が必要となりそうです。
