救出作戦の一部を明かしたトランプ大統領(ロイター)

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 イランで米軍の戦闘機F―15Eストライクイーグルが撃墜され、緊急脱出した兵装システム士官(WSO)が約2日間、岩のすき間に隠れて、奇跡的に救出された件で猗詭兵器瓩使われていたという。

 重さ800グラムの衛星通信ベースの装置「戦闘生存者逃走者位置特定システム(コンバット・サバイバー・エベイダー・ロケーター=CSEL)」がやり取りに大きな役割を果たしたが、ピンポイントで居場所を特定できたのは、CIAの極秘ツール「ゴースト・マーマー」だとされる。

 3日に戦闘機が撃墜され、WSOが救出されたのは5日のことだった。イランの2000メートル級の山を移動しながら、岩の裂け目に身を潜めていたという。数百人の特殊部隊が救出作戦を行った。その間、CSELで生存確認と大まかな居場所は伝えられたようだが、イランからの発見を避けるために散発的にしか使用されていなかったため、犂海形陲ら針を探す瓩茲Δ幣況だった。それでも、最終的に救出できたのは、ゴースト・マーマーのおかげだったという。

 トランプ大統領とCIAのラトクリフ長官は6日、救出を報告する会見を行った。ラトクリフ氏は「CIAは主要な目標を達成した。すなわち、アメリカの最も勇敢な兵士の一人が生存しており、山の裂け目に隠れていることを発見し確認した。敵には見えなかったが、CIAには見えていた」と話し、トランプ氏は「40マイル(約64キロ)離れた場所から検知された」と言った。しかし、どうやって検知・発見したのか詳細は明かさなかった。

 また、トランプ氏は8日、米紙ニューヨーク・ポストの取材に対し、CIAの狄靴燭紛鉾襯帖璽覘瓩WSOを救出する上で「非常に重要だった」と語った。

 トランプ氏は「それが何なのか、誰も知らない。これまで誰も聞いたことがなかった。みんな驚いている。われわれには、まだ誰も聞いたことがないようなものがたくさんある。誰も想像したことすらないような装備を持っている」と明かした。

 これを同紙は、「ゴースト・マーマー」だと報じた。ロッキード・マーティン社の極秘開発部門「スカンクワークス」が開発したツールで、人間の心臓が発する微弱な電磁的指紋をスキャンし、AIソフトで処理され、背景ノイズの中から特定個人の信号を抽出する仕組みのもの。今回が初運用だったという。

 同紙によると、イランの山奥は電磁干渉が少なく、人間がいないため、ゴーストマーマーの運用に理想的な環境だったとされる。ちなみにゴーストは幽霊で姿を消した人物を指し、マーマーはささやき、雑音を意味する。

 軍事事情通は「トランプ氏の『40マイル』は大げさすぎるでしょう。ゴーストマーマーではなく、CSELのことだと思います。ゴーストマーマーの使用では、実際にはドローンで探り回ったのでしょうが、数百メートルのところから心磁場を検出し、士官の隠れ場所を特定できたとしたら驚異です。健康診断を受けている人なら分かるでしょうが、心電図を測る際は、胸にセンサーを密着させないと測定できないですから。他国をあざむくニセ情報かもしれません。ただ心磁場自体は指紋のように一人ひとり異なるので、個人を見分けるということはできるようです」と指摘している。

 トランプ氏のフェイクなのかどうか。