ソフトバンク・柳田悠岐「ここからが本当の勝負」3・27開幕戦に照準 16年目のシーズンへ自らを鼓舞
ソフトバンクの柳田悠岐外野手(37)がプロ16年目の開幕に向けて自らを奮い立たせた。首痛に見舞われながらもオープン戦11試合出場で打率・360と打撃好調。リーグ3連覇への船出となる3月27日の日本ハムとの開幕戦(みずほペイペイドーム)はDHでの出場が濃厚だ。主砲は「ここからが本当の勝負」と頼もしい。春先を得意とする主砲がチームを開幕ダッシュに導く。
22日の広島戦でオープン戦が終了し、いよいよ本番モードに突入する。同戦後、柳田は広島駅へ向かうタクシーに乗り込む前に開幕に向けて気持ちのギアを上げた。
「まずは(オープン戦を)終えられたのは良かったですけどここからが本番なんで。開幕からが本当の勝負になります」
今春は首痛と闘いながらオープン戦11試合に出場して打率・360(25打数9安打)4打点と上々の数字を残した。22日の広島戦には「4番・DH」で出場し、2回の第1打席で栗林の初球142キロ直球を捉えて強烈なライナーで右翼線へ二塁打。「まずまずでしたかね」と手応えを口にしていた。臨戦態勢は整っている。
2月の春季キャンプ中に痛みが発症した首の状態も問題なさそうだ。2月末の台湾遠征をキャンセルするなど慎重に調整したが、痛みが再発して14日のDeNA戦から4試合連続欠場。20日の広島戦から実戦にカムバックし、同カード3連戦で打率・667(6打数4安打)2打点の固め打ちした。「振れるようになった。大丈夫っす」。復帰後には積極果敢な走塁も目立ち「今のところ走れてはいますかね」と話した。
3月27日の日本ハム戦に先発すれば、2013年から14年連続の開幕戦スタメン出場となる。外野守備で特に送球時に首への負担がかかるため、開幕戦には2年連続で指名打者でのスタメン出場が濃厚。昨季も開幕戦から2試合続けてDHで出場し、2戦目には1号3ランを放った。アドレナリン全開となる開幕カードは得意としている。
昨季は4月に試合で自打球を当てて右脚を負傷し、レギュラーに定着して以降では最少の20試合出場にとどまった。「まずは健康第一。ケガなく無事故完走で」。ケガには用心しつつも打席では熱くフルスイング。ギータが開幕ダッシュの原動力となる。 (井上 満夫)
○…柳田はレギュラーに定着した2014年以降の開幕カード3連戦で打率.317(123打数39安打)、24打点、6本塁打と好成績を残している。入団4年目の14年には3月28日のロッテとの開幕戦で8回に1号ソロを放つなど、4打数3安打1打点と大暴れを見せた。活躍が際立ったのは19年の西武との開幕カード3連戦で打率.500、2本塁打、6打点の荒稼ぎ。昨季も開幕2戦目だった3月29日のロッテ戦で1号3ランを放つなど“開幕男”ぶりは健在だ。
